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遊べる自転車が欲しくて、30年前のMTB「’91ARAYAマディフォックス」をレストアしてカスタム

お疲れさまです、bashi(@bashilog0224)です。

数年の間、競輪フレームから自転車を組んでシングルスピードを楽しんできました。

シングルスピードのシンプルさやメンテナンスのしやすさは確かに魅力です。そこに惹かれて乗っていたわけです。

しかし、競輪フレームのため、フレームに拡張性は皆無。ブレーキ穴すら無いんです。キャリアやラックをつける穴なんてもちろんあるわけがなく・・・。

なぜそんなことが気になってきたかというと、ずっとやりたいと考えていることが最近また頭をよぎるんです。

「自転車で旅がしたい」「自転車でキャンプに行きたい」

コロナで引きこもっているのもあるのか、そんな気持ちが大きくなってきました。

そうなるとどうしてもキャリアも付けたいしギヤもあったほうがいい。そう思いたち自転車を乗り換えることを決意しました。

結果的に、選んだのはARAYAが世に出したMTB、マディフォックス。しかも30年前の。

なぜ古いマディフォックスにしたのか、どうやって手に入れたのかについて書いていきます。

レストアのプロローグですね。

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最初はSURLYを探していたが、オールドMTBが刺さった

いろいろできる自転車・・・そう考えたときに頭に浮かんだのがSURLYのクロスチェックでした。

シングルにもギア付きにもでき、自由度の高い人気の自転車ですが、人気の高さゆえフレームセットだけでも欲しいサイズはもう完売状態。

次点で考えたのがMTBのカラテモンキー。遊べる自転車=MTBのようなイメージがあります。

いろいろ吟味しましたが・・・いや高い、高すぎるよSURLY・・・。

ショップで組んでもらったり、完成車を買う予算もないのであきらめかけていたその時、Yahoo知恵袋に「SURLYを買えないやつがマディフォックスを買う」との文章を見つけました。

bashi

マディフォックス??これも人気なのかな? 

ググってみると、マディフォックスとは1982年に新家工業(ARAYA)が発売した国産初のMTBです。

ここで転機が。

マディフォックスについて調べている中で、オールドMTBなるジャンルに出会いました。80年代、90年代のMTBを自分なりにレストアして楽しんで乗っているんですね。

ネットで検索すると、多くの方が昔のMTBをレストアして乗っています。昔のマディフォックスはそんなオールド MTBの定番とのこと。

これには、一発でやられました。もともと80年代、90年代のカルチャーが大好きで、この時代の自転車のデザインには当時の空気がめちゃくちゃ詰まっています。

bashi

乗りたい!これで遠くまで行きたい!

ビビっと来る感覚。初めてピストに出会ったときと同じです。そういえば、小学生のころマウンテンバイクに乗っていたことを思い出します。

そんなに高いものではない、今で言うルック車だったような記憶です。小学生だった90年代はマウンテンバイク全盛期だったんですよね。

懐かしさもあり、時代を超えてまたマウンテンバイクの魅力に取り憑かれちゃいました。

古い自転車だけど、ギア付きでキャリアも付けられる。最新の自転車に比べたら機能は落ちるけど、その存在感は唯一無二。

自分の使いたい用途と乗りたい自転車、バランスがピタッと合いました。

善は急げで、オールドMTBを速攻で探すことにしました。

もしかしてビンテージで値段が高いのかな?という懸念も持ちながら。

マディフォックスとの運命の出会いはメルカリで

ヤフオク、メルカリ・・・個人売買で探していると、国内外の古いMTBが意外と出品されていました。しかもそこまで高くありません。ちょっと安心しました。

レストア前提の状態のものは投げ売り状態です。もちろんマディフォックスの姿もちらほら。

そして何日かチェックしていると、マディフォックスがメルカリに格安で出品されました。

bashi

キタ――(゚∀゚)――!!

これはもう運命の出会いだと勝手に感じ、考える間もなく購入しました。

これは何年式なんだろう?ARAYAのWEBサイトでは、嬉しいことに古いカタログがアーカイブされています。

リンク カタログ ダウンロード / ARAYA / アラヤ

カタログを片っ端から見ていくと、どうも1991年~1992年の「ME26EXP-ALA」というモデルでした。今から30年前は小学4年生。

驚くことに、自分がマウンテンバイクに乗っていた頃のマディフォックスです。乗っていたマウンテンバイクは違えど、お帰りなさいって感じですね。

クロモリフレームだったらいいなーと思いましたが、フレーム素材はアルミです。90年代初頭は自転車の素材がアルミに変わっていった頃でしょうね。

歴代のオーナーがカスタムしてきたようで、ハンドルはドロップ、その他パーツがグレードアップされていました。

オリジナルのスタイルを意識しながら自分の色にしていきたい

到着したマディフォックスは、オリジナルパーツはほぼゼロでした。

正直なことを言えば、全て当時のオリジナルのパーツに揃えたいです。が、2021年の今となっては30年前のパーツを探すのも難儀だし、見つかるまで乗らないなんてアホな話です。

オリジナルのまま現存しているオールドMTBは、大切に乗られて保管されてきたんでしょうね。

80年代90年代のMTBなんて、小中学生のころに乗っていて何十年も放置されているか、捨ててしまっているかのパターンが多いんじゃないかと思われます。

なので、今手に入るパーツで当時の雰囲気を壊さず、自分好みの自転車に仕上げていきます。

自転車って楽しいな、やっぱり。

それでは、bashi(@bashi_bashilog)でした。

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