自転車のフレームを手に入れて、パーツを揃えて組み立てる・・・難しそうだけど自分もやってみたい!
自転車が好きになってくると自分だけの1台が欲しくなり、そんな衝動に駆られる人は少なくないと思います。
完成車をカスタムするのももちろん楽しいですが、自分で作り上げた1台は何と言っても愛着がわきますし、作っていく中で自転車の知識がつきます。
現在乗っている自転車ははNJS規格のフレーム。つまり競輪フレームです。
NJS規格
NJS(日本自転車振興会)が定めた規格。競輪業界では不正がなく安全に競技が行えるように、フレームからパーツまで全てNJSに認定されたものを使用するよう定められています。
一時期のブームによる価格の高騰はおさまり、中古で手に入りやすくなりました。最近はシングルスピードバイクは国内外ブランドの新車で買う方が巷では主流ですね。
ある意味時代遅れなのかもしれませんが、クロモリのしなやかな乗り心地、競技用を感じるデザインや日本のフレームビルダーが競輪選手のために作り上げたバックボーンが好きで、いまだにNJSフレームが好きです。
競技用フレームなのでブレーキ穴もなくカスタマイズに制限はありますけどね。
NJSフレームで自転車を作るなら必然的にギアの無いシングルスピードバイク(ピストバイク)になります。固定ギアで乗るもよし、フリーギアで乗るもよし。
ギアの無いシングルスピードバイクは部品も少なく丈夫でいじるのも楽、何よりシンプルな美しさがあるんですよね。
この記事では、NJSフレームで自転車を作りたいけど、どんなパーツを揃えればわからない人に向けて、自分が作ったシングルスピードバイクで使用しているパーツをまとめました。
だいたい定番で安価なパーツを使用しています。パーツも中古で見つかればさらに安くすませられますね。コストを押さえられるのも自転車を自作するメリット。
自転車を自分で作るのであれば、安全に乗れるよう、十分に注意して作業を。完成して乗るときは常に点検を怠らないように!事故が起きたらすべて台無しです。自己責任でお願いします。
この記事の内容
必需品の工具は六角レンチ、ボールポイントつきが便利

余談ですが、パーツの組付けには六角レンチがなければ始まりません。100均でも買えますが、サイズも小さくちょっと使いづらい。
ホームセンターで買えるしっかりしたものだと、長い部分の先にボールポイントと呼ばれる丸い球があります。これがあると作業がめっちゃ捗ります。
ボールポイントを使うと斜めに入れてボルトを回すことができるので、六角穴の角度を考えずスムーズに回せたり、狭い場所のボルトを回すときに重宝します。この部分である程度まで締め、仕上げに短い方で力を入れて締め上げる使い方をオススメします。

ライド中に自転車の調子が悪くなったときのために、工具がまとまった携帯しやすいマルチツールも持っておくとなおベター。
六角レンチのセットがあれば、パーツの組付けも整備も8割方可能です。工具はやりたいことが出てきて必要になったら買い足すといいです。自転車用の工具、結構いい値段しますからね。
100均の工具でも使えるものは全然あるので、自転車の組み立てで使える工具を探してみるのも楽しいです。
基本的にボルトとナットがしっかり固定できればいいんですから。不安だったりどうしてもうまくいかなかったら自転車屋さんに頼んじゃえばいいです。
完成した後盗まれないように鍵はしっかりしたものを!
余談その2。悲しいことに自転車盗難は後を絶ちませんが、苦労して作った自分の自転車が盗まれたら目も当てられません。少しでもリスクを減らすために鍵はしっかりしたものを。
ABUSのチェーンはごつくて重い(購入した4mmタイプは500mlペットボトルぐらい)ですが安心感がありますね。鍵穴にシャッターがかかる点もポイント。
重さが気になる人は、扱いやすい定番のU字ロックもいいですね。近所に出かけるときはU字ロックを使っています。
シングルスピードバイク(ピストバイク)を構成するパーツ
最低限走れるようになるには以下のパーツが必要です。まとめてみてシングルスピードバイクのパーツの少なさを改めて感じます。
フレームセット | フレーム・フォーク |
---|---|
ヘッドパーツ | |
ハンドル周り | ハンドルバー |
スレッドステム | |
サドル | サドル |
シートポスト | |
ドライブトレイン | ボトムブラケット |
チェーンリング | |
クランクセット | |
コグ | |
チェーン | |
ペダル | |
ブレーキセット | ブレーキレバー |
ブレーキ | |
アウターケーブル | |
インナーワイヤー | |
ホイール | リム |
ハブ | |
スポーク | |
タイヤ | |
クリンチャーorチューブラー | |
チューブ(クリンチャー) |
ホイールに関してはすでに組んである完組ホイールという選択肢もあります。あとは乗りやすくするためにバーテープを巻いてみたり、利便性を考えてラックを取り付けるなど、自分好みのスタイルで乗りましょう!
一番最初に手に入れたいフレーム
まずはとにもかくにもフレームを手に入れましょう。ここからワクワクするあなたの自転車作りが始まります。

一番大きく、まだパーツが足りなくて組めない時でも眺めて楽しめ、「絶対に完成させるぞ!」というモチベーションが保てます。
トップチューブ長(C-C) | 520mm |
ステアリングコラム内径 | 22.2mm |
シートポスト内径 | 27.0mm |
BBハンガー幅 | 68mm |
フロントエンド幅 | 100mm |
リアエンド幅 | 120mm |
NJSフレームはVIVALO、メルカリで購入しました。
VIVALOは、1978年に日下周一氏(CYCLE WORK SHOP KUSAKA)の手によって生まれた神戸のフルオーダーハンドビルドフレームブランドです。 「VIVALO」というブランド名は「VIVA(万歳)」と「VELO(自転車)」を掛け合わせて作られた造語で、日下氏の自転車に対する思いが込められています。
VIVALO(ビバロ)|CYCLE PINE|サイクルパイン[スポーツ自転車専門ショップ]
ピストのフレームを手に入れるには上記の方法があると思いますが、一番現実的なのは個人売買か中古自転車を取り扱うショップで購入することですね。
フレーム工房にオーダーしても、競輪選手じゃないと受け付けてくれなかったり、納期が何か月もかかったりします。競輪選手が都合よく近くにいる人もなかなかいないかと。
オークションを使ってNJSフレームを探すなら、複数のオークション・ショッピングサイトからほしい商品を一括検索できるオークファンを使うと探しやすいです。
オークファンのポイント
- 過去6カ月の相場の検索ができる
- 複数のサイトをまとめて検索できる
- 欲しい商品が出たら通知してくれる
売ることもできるオークションは、パーツの買い替えの時にも使えます。
中古だと、自分に合うサイズが見つかるかは正直運の部分もあります。下の表はロードバイクですがトップチューブ長やシートチューブ長でおおよその対応身長があるので目安に。
490mm | 158~164cm |
---|---|
510mm | 162~169cm |
520mm | 164~173cm |
530mm | 167~176cm |
540mm | 171~178cm |
550mm | 173~180cm |
570mm | 178~185cm |
580mm | 182~189cm |
自分は身長173cmで520mmで丁度良く乗っているので信用してもいい基準ですね。腕の長さや足の長さも関係してきますが、ステムやシートポストで多少調整できます。
ただ、小さいサイズの場合です。小さいサイズを大きい人が乗るのは可能ですが、大きいサイズに小さい人は乗れないですよね。
購入の際はサイズに気を付けてください。
自転車のイメージと運転のしやすさを決めるハンドル周り
どんなハンドルバーを使うか、どんな角度のステムにするか、自転車の印象の大部分がここで決まりますね。大事なパーツです。比較的安価で、変えたくなったときにいじりやすいパーツ。まず最初にハンドル周りを作りたい。
まずは自分の好みのハンドルバーを選ぶ

今使っているのは「Nitto(日東)B802 riser bar」、ほどよくライズし、手前に少し曲がっているライザーバーです。長さは660㎜で、短すぎず長すぎない丁度いい長さ。
ドロップハンドルもかっこいいけど、乗りやすさ重視。
ハンドルバーで変わる印象
過去に乗っていたシングルスピードバイクでは気分でハンドルバーを変えていました。見た目の違いはこちら。
最初は超基本のNJS鉄ドロップ。
2本目はショートブルホーン。これは取り回しやすく乗りやすかったです。主張し過ぎないので細身のクロモリピストにしっくりきます。


3本目は見た目のカッコよさに引かれてイカついブルホーンバーに。ショートブルホーンに慣れていたせいか、乗り心地は△。


4本目にたどり着いたのがロングバーハンドル。これが一番しっくりきました。流行りというのも選んだ理由ですけど。
これにVANSソールののグリップつけて、使い心地も見た目も最高になりました。ここから長めのハンドルバーが気に入り、今に至ります。


細身のNJSフレームにはスレッドステム一択

ステムとはハンドルとフレームをつなぐパーツ。
B802に合わせるのはド定番の「Nitto(日東)テクノミックステム(ハンドルクランプ径25.4mm/ポスト径22.2mm/角度71°/突き出し90㎜)」。NJSフレームにはやっぱりスレッドステム。セクシーです。
ステムの角度がつき過ぎていると見た目もなんかアンバランス。トップチューブと水平に近くなるこの角度とライザーバーの組み合わせが、ルックスのバランスと乗りやすさにつながっています。
突き出しの長さはお好みで。長くすれば前傾姿勢に。スレッドステムは上下にも調整しやすいのもバッチグー。
バーテープやグリップはあった方が手の滑りや痛みの軽減になります。バーエンドキャップはバーテープを巻いているので、巻きはじめを止めるために。グリップをつけるなら必要ありません。
バーテープorグリップで手を守る
ハンドルバーに何もつけない人もいますが、ツルツルした金属は汗をかけば滑って危険です。地面からの振動がもろに手に来るのでバーテープを巻いています。
ライザーバーにはグリップがセオリーですが、シュッとしたNJSフレームにはバーテープもありかと。実際いい感じに似合ってます。
巻いているBLUE LUGで買った「*BLUE LUG* acrylic cloth bar tape」は細身のピストに似合うクラシックな布バーテープです。
バーテープを巻くならバーエンドキャップも一緒に
ハンドルバーはパイプ状になっているのでそのままだと穴が見えた状態です。バーエンドキャップは見た目と安全も整えてくれます。
「Nitto(日東)バーエンドキャップ」にはサイズが2種類あって、つけているのはライザーバー用のサイズです。ハンドルバー内部で止まるゴムが細くなっています。
お尻を大切に、サドルはパッド入りで
NJSのKASHIMAX5GOLDで乗っていた時期もありましたが、これはガチの競輪用なので座面が固い固い。お尻の痛みは避けられません。
細身でレーシーなサドルなのでカッコいいんですが街乗りには不向きです。
そこで同じKASHIMAXのパッド入りサドル、「RMH sports saddle(レール幅44㎜)」にしています。

当たり前ですが、パッドが入っているとこんなにも違うのかと思うくらい快適です。今のところお尻が痛くなることはありません。まだ長距離を走っていないので試してみたいですね。

バックにはKASHIMAXのロゴ。このサドルはいい買い物でした。
サドルを支えるシートポスト

中古のSUGINOのMIGHTY、NJSです。溝がポイント。サドルをつけるヤグラと呼ばれる部分の調節ねじが2ヶ所あるとサドルと調整が細かくできます。
Nittoのこのシートポスト、カッコいい。
NJSフレームによってシートチューブは26.8/27.0/27.2と3種類ほどあるので、シートポストを揃えるときはサイズを要確認。デジタルノギスがあると便利。
制約が多いNJSフレームでもシートポストは選択肢が広い。シートポスト径と使いたいサドルのレール幅に合わせて選びましょう。
走りに直結するドライブトレイン

自転車の足回りの規格は無数に乱立しており、合う合わないがよく起きます。その点NJS規格のパーツで揃えれば間違いないのがNJSフレームのグッドな点。そのかわり選択肢は限られるのと新品だと値が張るのがバッドな点。
現行品なら中古で手ごろな値段のものを根気よく探すといいかも。
ボトムブラケット、クランク、チェーンリングはNJSパーツです。
ボトムブラケットはNJS認定のものが間違いない
まさに縁の下の力持ち、クランクを取り付けるボトムブラケット。NJSフレームのBBハンガー幅は68mmです。
もともとフレームについていたのは「SHIMANO DURACE BB-7600」でしたが今は中古でしか手に入りませんね。
クランクを入れるシャフトが四角いテーパーは、今だとHattaのものかSUGINO75でしょうか。
- Hatta R9400+SHIMANO FC-7600
- SUGINO75 BB+SUGINO75クランク
- SHIMANO BB-7600+SHIMANO FC-7600
- SHIMANO BB-7710+SHIMANO FC-7710(オクタリンク)
クランクを入れるシャフトにはJIS規格とISO規格とあるのでややこしいですね。要確認です。オクタリンクとはクランクを入れる穴の形式で、従来の四角テーパーではないSHIMANO独自の規格です。
同じメーカー、品番同士で合わせれば無難です。
参考ボトムブラケットの種類 | 自転車・パーツの使い方・選び方 | サイクルベースあさひ
クランクはBBに合わせる
ボトムブラケットがSHIMANOのBB-7600だったのでクランクはFC-7600(170㎜)を中古で探しました。DURA-ACEはSHIMANOの最高グレード。持った時の軽さに驚きました。
クランクは長さが選べます。FC-7600だと165mm~175mmまで2.5mm刻みです。競技用で使うならシビアに長さを決めるんでしょうが、街乗りなので中古で見つけたサイズで乗っています。
チェーンリングはクランクとPCDを合わせる
大きいギアのチェーンリング。割と自由度が高く選べますが、PCDを合わせないといけません。PCDとはチェーンリングを取り付ける穴の間隔の長さ。主に130と144㎜があります。FC-7600はPCD144。DURA-ACEで揃えたかったのでチェーンリングもSHIIMANOの50T(ギヤの歯数が50)にしました。
SUGINOの「禅」も渋いですよね。
歯数が選べるので、後述のコグとのギア比で決めましょう。ギア比はチェーンリング÷コグで出ます。一般的なママチャリがだいたいギア比2.285ですが、これはかなり軽いですね。
ギア比が高ければ重くて速い、低ければ軽くて遅い、単純に考えるとこうです。自分の脚力と相談です。ちなみに自分は3.125です。気持ち重いかなといった感じ。
正直急な坂はキツくて走れません・・・。筋トレ頑張ります。
参考ギア比について – サガミサイクルセンター〈webショッピング・通販〉神奈川県横浜市の自転車総合専門店
シングルスピードのチェーンは厚歯
チェーンはNJS規格のチェーンも製造している関西の和泉チエンと超有名ピストクルーMASHのコラボ。和泉のチェーンはカッコいいです。アーモンドチェーンも気になるところ。
シングルスピードバイクで使うチェーンは厚歯(1/2″x1/8″)です。
コグはギヤ比で決める

ことらは小さいギアです。中古のホイールが両側にコグがつけられるフリップフロップ仕様だったので、片側にフリーギア「SHIMANO SF-1200(17T)」もう一方はDURA-ACEの固定ギア(16T)です。
フリーで気楽に乗るとき、固定で遊ぶとき、両方選べて楽しい。
コグにももちろんギアの歯があるので、前述のチェーンリングの歯数と計算し決めましょう。
固定ギアの取り付けにはロックリングも必要。
三ヶ島製作所のペダルがオススメ
ペダルと言えば三ヶ島製作所、自転車乗りならおなじみ。使っているペダルGR-9は安くてよく回る逸品です。
以前も三ヶ島製作所のペダル、シルバントラックにハーフクリップの組み合わせで乗っていました。
トゥクリップがあるとペダリングが楽
公道を走るにはブレーキ必須、NJSフレームでもつけられる


自転車にはブレーキがついているのが一般的な認識だと思います。
しかし、もともとNJSフレームは競輪で使う目的で作られているため、ブレーキを取り付ける穴が開いていません。
ですがご心配なく。
ピスト用の前後それぞれブレーキセットが売られています。公道でピストに乗るためにはブレーキを取り付ける法律上の義務があるため、専用のプレートで挟む形で固定します。
本来は競輪選手が使う公道練習用のブレーキ
ブレーキワイヤーもついてきたのでこれを使用しています。セットになっているブレーキレバーはドロップハンドル用です。
本来は競輪選手の公道練習用ブレーキなんですよね。

ブレーキは絶対つける!ルールの中で自転車を楽しもう。
確かにブレーキがない方がNJSフレームのシンプルさが際立ってカッコいいのはわかります。しかしそれと引き換えのリスクがデカすぎます。街中をノーブレーキで疾走する海外の映像に憧れるのはわかりますが、日本は道路交通法でブレーキ無しでの公道の走行は禁止されています。
10年ほど前ピストが流行りましたが、ノーブレーキのピストが平然と街を走っていたかと思うと、恐怖ですね。案の定事故も続発していました。流行って怖い。
そういえば一回、警察に止められたことがあります。「ブレーキついてる?」と。仕事先でも「ピスト?ちゃんとブレーキつけてんの?」と言われたことがあります。
悪いイメージって残ってしまうんだなあと、実感しました。
話が逸れましたが、思いっきり走りたいのならバンクに行きましょう[/aside]
こちらが丸フォークのフロント用。
こちらがリア用。
リア用には505という品番もあり、こちらを使っていますが、BRS101の方が作りがしっかりしています。高級感もこちらの方がありますね。
ブレーキレバー
ブレーキレバーはライザーバーに合う「DIA-COMPE MX-1 BL330 Win」です。DIA-COMPEのブレーキレバーはラインアップが多くリーズナブル。
今まで使ってみたものだと、作りはチープですが、握りやすく値段も安い「DIA-COMPE MX122」。ハンドルを換えてもオールマイティにつけられたので安さで選ぶならコレ。
その後バーハンドルに変えた際、ブレーキを2本引きに変更しました。片方のブレーキで済むのでこれはかなり便利。
使えるハンドルは限られますがオススメです。
乗り心地を左右するホイール・タイヤ・チューブ
ホイール
初めて自転車を組んだ人間が、最初からスポーク組は手出しできませんでした。
NJSフレームには、薄リムが似合いますね。
タイヤ
最初から今っぽいLEADER BIKEなどのピストではなく、昔ながらのピストのスタイルが好きだったのでタイヤもアメクロにしました。
チューブラーも考えたのですが、扱いやすさを考えてクリンチャーで。
パンクしてもチューブだけ交換すればOKですからね。
チューブ
チューブは近所のイオンバイクでも売っているパナソニックのチューブです。
タイヤが23Cで細く、パンクしやすいので何本かストックしてあります。
色で遊べるスモールパーツ
最後は細かいスモールパーツ各種。色で遊ぶのも楽しいです。
アウターバンド
ブレーキワイヤーをきれいに取り回したいならアウターバンド。
フィキシングボルト
チェーンリングを留めるボルトですね。カラーが選べるのでリングや車体に合わせてチョイスしたいですね。こうゆうところにセンスが光ります。
クランクキャップ
クランク取り付け部のカバーです。これも自分なりのカラーを。
細かいところのパーツもあるのとないのでは印象が変わるので侮れません。色で遊べるのもピストの魅力だと思います。
チェーン引き
NJS規格の三ヶ島のチェーン引きです。競輪用のフレームのリアエンドはこのチェーン引きを両サイドに入れてピッタリに作られているそうです。
チェーンの微調整もでき、僕は見た目にもあった方が好きですね。
シングルスピードバイク(ピストバイク)はパーツが少ないので作りやすい
なんだかんだピストにけっこうお金を使ってきましたが、オークションや中古のパーツを探したり仲間内でパーツをやり取りしてコストを抑えるのもアリだと思います。
数年前のようなピストブームは落ちつき、今はピストが本当に好きで乗っている人が乗っているのではないかなと思います。
自分の周りでももっとピスト乗る人が増えるといいな。このピストを見かけたら気軽に声かけてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。バシ(@BASHIROCK)でした。
自分のシングルスピードバイクを例に、各パーツを説明していきます。