早いもので、職業訓練が始まってあっという間に半月が経ちました。
本当にあっという間です。
訓練は3ヶ月。気づいたら修了1週間前なんてことになりそうなので、1日1日を大事に過ごしていかないといけませんね。
ここまでの訓練で自分が感じた事を書きます。
初日の異常なまでの緊張感
早速授業開始です・・・と言いたいところなんですが、まずは自己紹介から始まりました。
最初はここから始まると予想していましたが、いくつになっても初対面の自己紹介は緊張します。
噛み噛みでした。
半月たった今では仲良く和気あいあいな空気のクラスですが、授業初日はそうなることなんて信じられないくらい皆さんガチガチに緊張していました。
もはや入学式の小学1年生の方がリラックスしてるんじゃないかという雰囲気でした。
これはもう、クラスメイトの性格や人数でだいぶ変わるでしょうね。
僕のクラスは自分を含め、緊張しいばかりだったのかも。
個性豊かな自己紹介
講師によってしない方もいますし、聞かれることも違いました。
主に名前・趣味特技・好きな食べ物など簡単な自己紹介をし、それについて軽く講師がいじっていく感じでした。
僕のクラスは20人、経歴は様々。
年齢は、下は25才から上は50歳とこちらも幅広い。
自己紹介ってまさに個性が出ますから、この時に喋ったことを後々いじられたりします。
驚いた皆さんの経歴
この日まで手続きなどで顔は会わせていましたが、どんな人たちなのかは全く知りません。
しかし、実際はプロダクトデザイナー・漫画家・DTPオペレーター・IT営業・グラフィックデザイナー・店舗デベロッパー・施工管理・動物園の飼育員・グランドホステスなどなど、皆さん素晴らしい経歴を持っていて驚きました。
自己紹介を聞いているだけでもこの仲間たちと勉強できることにワクワクしました。
日にちが経つにつれて打ち解けていく
2~3日目まではみんなまだまだ緊張していて、講師の方々もなんとかほぐそうと頑張ってくれていました。
朝、教室に入る時もシーンとしていて扉を開けることすら緊張して一大イベントでした。
そのうち僕はその雰囲気に疲れてしまったので、お昼の時に思わず隣の席の男性Sさんに話しかけました。
「次の授業の教科書、これでしたっけ?」
わかってるのに知らないふりをして無理矢理話すきっかけを作りました。
いつの間にか打ち解けていた
そこから僕は訓練を通してこのSさんと行動を共にするようになり、周りの人とも話すようになりました。
学校とはいえ社会人経験のある大人なので、学生とは違う気を使ってしまうんでしょうね。
あの時話しかけなかったら、いまだに一人で悩んでいたかもしれません。
教室で居残り勉強をする人もいて、いつの間にかクラス全体で仲良くなっていました。
同じクラスで学ぶ仲間なので、勉強を教えあったり、情報交換したりするコミュニケーションは大切だと思います。
職業訓練には必ずグループワークもありますしね。
クラスなので、人付き合いが苦手な人も頑なに一人を貫かないで少し気楽につきあったらいいと思います。
無理に仲良くする必要はないですが、プラスになることがあるかもしれないです。
ここまでの授業について
僕はWebデザイン科というクラスに入っています。
IT系の訓練とはいえ、最初はパソコンの電源をつけるところからです。
授業も初心者用の教科書を1から先生と一緒に進めていく形。
最初のうちは、少しかじったことのある人には退屈かもしれません。
しかしWEBの事を学ぶうちに訓練生レベルでは知らない言葉や難しい話も出てきます。
受け身になりすぎないこと
わからないことは講師に聞きながら、自分で調べて勉強していかないとどんどん置いてかれてしまいます。
授業+独習、素人がWEBの世界に入ろうって話ですから人一倍の努力が必要です。
「授業を聞くだけ」になって受け身になりすぎないようにしたいところです。
新しいことを学ぶ、それはまるで冒険に出発するような期待と不安がありますね。
いくつになってもそう感じます。
30歳を越えて仲間と教室で勉強する貴重な体験、絶対意味のある3ヶ月にします。
最終目標は就職です。
仲間がいるという心強さ
たかが半月、されど半月。
恥ずかしながら、退職してから訓練を受けるまで昼夜逆転のだらけた生活でした。
訓練が始まった当初は朝起きるのが大変で、授業中も眠くて仕方ありませんでした。
徐々に体も慣れ規則正しい生活になり、頭も勉強モードになっていきました。
こういったことも職業訓練のメリットの1つです。
僕がここまでの訓練でみんなと過ごして強く思うのは、仲間がいるのはとても素晴らしいことだということです。
就職活動は孤独だし厳しいもの。
でも仲間がいて頑張れたり、励まし合ったり、くだらない話でバカ笑いしたりできることは精神的なストレスを緩和してくれます。
それに、今まで知り合うことのなかったような人との出会いがあります。
自分じゃ経験できないような話や考え方を聞くことができる、それだけでも十分価値があると僕は思いました。
期間限定ですが、学生に戻った感覚になれますね。クラスの皆さんも口々にそう言います。
最後に
職業訓練を受けることを迷っている人がいたら、職業訓練を受けることができてとてもよかったと伝えたいです。
クラスメイトに恵まれた僕は運が良かったのかもしれません。
訓練に対する印象は、通う学校・クラスメイト・カリキュラム・先生でどれか一つによっても全然変わってしまうと思います。
やはり説明会に足を運んだり、ハローワークに詳しい話を聞いたり、インターネットの口コミを見るなどして総合的に判断しましょう。
職業訓練の受講が決まったら、有意義な訓練生活を送って欲しいと心から思います。
失業保険も大事ですが、自分の可能性はもっと価値のあるものです。
では来週からまた頑張ります!
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