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箸がうまく使えない大人は恥ずかしい?年齢を重ねて正しい箸の使い方を知らないことに割とマジで危機感を覚えた

もしあなたの大切な人や友人が、お箸が使えない大人だったらどう感じますか?

この質問の答えは、きっぱり2つに分かれるでしょう。

  • お箸が使えない人を見ると不快派
  • 他人(自分)のお箸の使い方なんて特に気にしない派

日本に住んでいれば、ほぼ100%お箸に触れる機会があります。外食はもちろん、コンビニでカップラーメンを買えばお箸がついてきます。

私はこんな記事を書いているくせに、正しいお箸の使い方を知らないままの大人になってしまいました。正直なところ、それで生活に支障があるわけではありません。自己流の持ち方でもご飯は食べられますし、スプーンやフォークもあります。

しかし年齢を重ねた今、そのままではいけないのでは?という危機感を覚えました。お箸を使えないことは食事のたびに自分の中で気になっていました。普通の生活をしていれば食事は毎日数回します。そのたびに心にひっかかっていました。 

食事のたびに小さなストレスになっていたんでしょうね。

私の結論は、「大人であれば食事のマナーの一つとして正しいお箸の使い方を覚えるべき」です。

大人になってからお箸の使い方を教えてもらう機会など、あまりないと思います。友人や家族も、食事の雰囲気をわざわざ壊さないように指摘することを躊躇しているかもしれません。

正しくお箸が使えないまま大人になってしまった人って結構いるのでないでしょうか。そして、直そうと思わない人も。

お箸がうまく使えない大人のあなたは、どう考えますか?

この記事では、お箸が使えない大人についての考え、正しいお箸使い方を覚えるための方法について書いていきます。

クリック移動できる目次

箸が使えないことは悪いこと?正しく箸を使うことは大人としてのマナー

お箸の話の前に、食事に関して面白い話があります。食事の際にの挨拶は、日本特有の文化です。これはとても素晴らしい文化だと思いますし、日本に生まれたからこそ身についた習慣です。

一人で外食するときも心の中で言っている人がほとんどだと思います。

他人と一緒に食事をしたときに、「いただきます。」「ごちそうさま。」を言わない人には違和感を感じます。

その理由は育っていく中で教わってきたお行儀の問題でしょう。

なぜこんな話を出したかと言うと、「お箸を正しく使う」ことは、「いただきます。」「ごちそうさま。」と同じマナーやお行儀の問題だと考えたからです。

食事のマナーが悪い人を見るとものすごく不快になるじゃないですか。

日本人は古来から食事を神聖な行為として扱ってきた歴史があります。現代になるにつれてそこまで大げさではないものの、食事のマナー・お行儀をよくすることに形を変えて受け継がれているのではないでしょうか。

だからこそ、お箸がうまく使えないことに不快感を覚える人がいるわけです。大人ならお箸が使えて当たり前という風にも感じます。

それに、お箸がうまく使えないと食べ物を落としたり、見栄えもよくないです。つまり食事のマナーが悪くなってしまう。そう考えると、お箸は上手く使えるに越したことはないです。

自分もお箸をうまく使えませんし、他人がよっぽどつっこみたくなるようなお箸の使い方をしてない限り指摘しません。しかし、一緒に食事をするときにお箸の使い方が気になってしまう人には、感じ方の大小はあれど嫌な思いをさせてしまうわけです。

大切な誰かと食事をする時のことを考えてみる

お箸がうまく使えなくても生きていけますが、マナーができていないことで嫌な思いをさせてしまう可能性がある。

「箸の持ち方や使い方が間違ってたって、使えるならいいじゃん。」

私もそうでした。でもその考え方はダメだと思います。家族や友達、彼女、結婚相手、会社の上司・・・誰かと食事するシチュエーションはいくらでもあります。

その時、きっと見られてるんです、口に出さないだけで。

自分が大切にしてる人に「お箸の使い方間違ってるよ。」なんて言われたくありませんし、もしかしたらそれでネガティブな印象がついてしまう可能性もあります。

長い人生の中、火種はどこにあるかわかりません。お箸が使えないことでケンカになる可能性だってあるわけじゃないですか。そう考えると余計な火種を作らないように、正しいお箸の使い方を覚えても損しないはずです。

火種といえばもう一つ。

親、もしくは育ててくれた人に恥をかかせてしまう

世間で箸の使い方が悪いときによく言われるのが、「親のしつけが悪い。」特に高齢者になるにつれてそういった言葉が多い印象です。

間違ったお箸の使い方をしていたことで、自分だけではなく親もしくは育ててくれた人にまで恥をかかせてしまっていたのかもしれません。例えば結婚相手とお互いの親を交えて食事をするような場面では、そう思われないようにキレイなお箸の使い方をしたいですよね。

箸を正しく使えないままにしていたくない、これは問題を先送りにした結果

ご飯を食べることができるとはいえ、間違った箸の持ち方を20年以上もしてきてしまいました。その間直そうと思わなかったわけです。

そういえば高校生の頃、クラスの友達に「箸の使い方が間違ってる。」と言われたことがありました。友達から言われたのは初めての事でした。しかしその時はどうでもいいことだと思っていた僕は完全にスルーしていました・・・。

その時直す努力をすれば、大人になってから直す必要はありませんでした。食事をしていてそういう事を言ってくれる人ははなかなかいないんじゃないかと思います。

指摘してくれる人がいたら、すぐに直す努力をするべきです。そのタイミングを逃したら、どこかで気付かない限り一生直らないんです。めんどくさいと思わずに、指摘してくれた人に感謝しましょう。

そのことを思い出し、何かとてつもなく自分に対して残念な気持ちがわきました。このことから感じたこと。問題を先送りにする僕の欠点が現れていると思いました。

間違いだとわかっていながら大きな問題が起きてないからいいだろう、とてもかっこ悪い考え方です。思い返せば、そんな考えのせいで失敗したことは人生で何度もありました。

箸が使えないというのは小さい事かもしれませんが、その裏にはいくつも考えさせられることがあります。

自己流の箸の持ち方を生活の中で矯正する方法

直そうと思ってからは正しい持ち方を意識していますが、今までしてこなかった手の使い方をするせいで、手がつりそうになったりします。

家族や友人に教えてもらうか、それが恥ずかしいならYOUTUBEでお箸の使い方動画を見ながら自分で試してみる方法がありますね。

ちなみにこの動画の中では、お箸の持ち方が気になる人は約9割と出てきます。驚きました。


友人と外食で箸を使う時は食べるのがすごい遅くなって心配されたりします。仲のいい友人には説明しますけどね。

調べてみると、僕の持ち方は全然違っていました。箸がクロスしてそこに食べ物を「挟んでいる」状態です。正しい持ち方で使うと、力も入れやすく可動範囲も広い一番合理的な使い方ができるようです。

箸を使う文化の無い外国人がうまく使えると感心される場面はテレビなどでも平成になっても見られます。これは0の状態から正しい持ち方、使い方を学んでいるからだと思います。子供のころから直していかないと自分の使いやすい使い方になってしまうので、大人になってからだと意識しないとなかなか直らないでしょう。

大人用の矯正箸を使って正しい箸の使い方を覚える

基本的に手に覚え込ませるしかないと思うんですが、持ち方を矯正する箸も販売されているので利用しようと考えています。

大人用の矯正箸が出ているということは需要があるんですよね。前に働いていた会社のパートさんも子供に使わせていると言っていました。自宅での食事で使うなら恥ずかしくありませんしね。

まとめ|大人になったらマナーとしてお箸の使い方は身に着けるべき

正直子どもの時になんでしつけてくれなかったんだろうという気持ちも少しありましたが、成長するにつれて自分で気づくタイミングはあったはずなので、直さなかった自分の責任です。僕の周りでも、そういったしつけがされている人は所作がきれいな人が多いような気がします。

箸の使い方をはじめ、日本の美しいマナーはとても重要だと思いますし、これから先の世代にも受け継がれるべきものだと考えます。この記事を読んだ箸がうまく使えない人は、今がそのタイミングです。一緒に直していきましょう。人間性が育つのは、箸の使い方から始まるのかなぁとなんとなく思ったり。自分で自分をしつけていこうと、心に決めました。

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