箸がうまく使えない大人だということに、割とマジで危機感を覚えた

ライフログ
bashi

もしあなたの大切な人や友人が、お箸が使えない大人だったらどう感じますか?

お疲れさまです、bashi(@bashi_bashilog)です。

世の中気になる人もいれば、食べられればよくね?という人もいるんです。

日本に住んでいれば、もう100%と言っていいくらいお箸に触れる機会があります。

実際10代の頃、「箸の持ち方ちげーから」と何回か言われてるんですよ。

今思えばそこで直す努力をすればよかったんですけど、「食べられればよくね?派」だったので全く気に留めていませんでした。

しかし考え方って年齢とともに変わるんですね。箸が使えないことが恥ずかしいという気持ちが出てきたんです。

年齢を重ね他人と食事する機会が増えるにつれて、もりもりとゲージが上がる危機感・・・。

お箸が使えない大人って意外と多いんじゃないでしょうか。そして、直そうと思わない人も。

というわけで、この記事では「箸が使えない大人」「どうやってお箸の使い方を覚えるか」について書いていきます。

お箸が使えないことは「悪いこと」なんだろうか

お箸の使い方が間違っていても警察に捕まるわけでもないし、普通にご飯食べられますし、現代ではフォークもスプーンもある。

でも、お箸の使い方を指摘する人もいれば、それを恥ずかしいと言う人もいます。

こういう意見を持つ人もちらほら。

https://twitter.com/dc2_alshark/status/956878684652060672

これはやはり、お箸の使い方が昔から日本ではテーブルマナーとして根強く生きているからなんでしょうね。できないよりはできたほうがいいレベルではなく、大人ならできて当たり前という風を感じます。

個人的には他人がよっぽどつっこみたくなるようなお箸の使い方をしてない限り指摘しませんが、気になってしまう人は感じ方の大小はあれど嫌な思いをするわけです。

お箸がうまく使えなくても生きていけますが、マナーができていないことで嫌な思いをさせてしまう可能性がある。

全般的に食事のマナーが悪いと、とても嫌がられますよね。お箸の使い方もその一つなんです。

大切な誰かと食事をする時のことを考えてみる

僕の意見はこうです。

余計な火種を作らないように、お箸の正しい使い方を覚えるべき

「持ち方や使い方が間違ってたって、使えるならいいじゃん」

僕もそうでした。

でもその考え方はダメなんです。

家族や友達、彼女、結婚相手、会社の上司・・・誰かと食事するシチュエーションはいくらでもあります。

その時、きっと見られてるんです、口に出さないだけで。

自分が大切にしてる人に「お箸の使い方間違ってるよ」って言われたくないし、もしかしたらそれで見方を変えられてしまうことも無きにしも非ず。

長い人生の中、火種はどこにあるかわかりません。お箸が使えないことでケンカになる可能性だってあるわけじゃないですか。

そう考えると余計な火種を作らないように、正しいお箸の使い方を覚えても損しないはずです。

火種といえばもう一つ。

親に恥をかかせてしまう

世間でもよく言われますが、「親のしつけが悪い」と感じる人もいます。

今まで間違った持ち方をしていたことで、自分だけではなく親にまで恥をかかせてしまっていたのかもしれません。

結婚相手とお互いの親を交えて食事をするような場面、やっぱりキレイなお箸の使い方したいですよね。


絶対的な悪ではないけど、マナーとして覚えるべきなのがお箸の使い方。この記事を読んだあなたはどう考えます?

箸を正しく使えないままにしていたくない

ご飯を食べることができるとはいえ、間違った箸の持ち方を20年以上もしてきてしまいました。

その間直そうと思わなかったわけです。

何かとてつもなく自分に対して残念な気持ちがわきました。

このことから感じたこと。問題を先送りにする僕の欠点が現れていると思いました。

間違っているけど大きな問題が起きてないからいいだろうというとてもかっこ悪い考えです。

思い返せば、それが原因の失敗は人生で何度もあります。

箸が使えないというのは小さい事かもしれませんが、その裏にはいくつも考えさせられることがあります。

指摘してくれた人の存在を無視していた

そういえば高校生の頃、クラスの友達に「箸の使い方が間違ってる。」と言われたことがありました。友達から言われたのは初めての事でした。しかしその時はどうでもいいことだと思っていた僕は完全にスルーしていました・・・。

その時直す努力をすれば、大人になってから直す必要はありませんでした。

食事をしていてそういう事を言ってくれる人ははなかなかいないんじゃないかと思います。

もし箸が使えない人で指摘してくれる人がいたら、すぐに直す努力をするべきです。

もしそのタイミングを逃したら、どこかで気付かない限り死ぬまで直らないんです。めんどくさいと思わずに、指摘してくれた人に感謝しましょう。

自己流の箸の持ち方を生活の中で矯正してくれるアイテム

直そうと思ってからは正しい持ち方を意識していますが、今までしてこなかった手の使い方をするせいで、手がつりそうになったりします。

誰かに教えてもらうか、今ならYOUTUBEにもお箸の使い方動画がありますね。

ちなみにこの動画の中では、お箸の持ち方が気になる人は約9割と出てきます。


友人と外食で箸を使う時は食べるのがすごい遅くなって心配されたりします。仲のいい友人には説明しますけどね。

調べてみると、僕の持ち方は全然違っていました。箸がクロスしてそこに食べ物を「挟んでいる」状態です。正しい持ち方で使うと、力も入れやすく可動範囲も広い一番合理的な使い方ができるようです。

箸を使う文化の無い外国人がうまく使えると感心される場面はテレビなどでも平成になっても見られます。これは0の状態から正しい持ち方、使い方を学んでいるからだと思います。子供のころから直していかないと自分の使いやすい使い方になってしまうので、大人になってからだと意識しないとなかなか直らないでしょう。

大人用の矯正箸

基本的に手に覚え込ませるしかないと思うんですが、持ち方を矯正する箸も販売されているので利用しようと考えています。

大人用の矯正箸が出ているということは需要があるんですよね。前に働いていた会社のパートさんも子供に使わせていると言っていました。自宅で使う分には恥ずかしくありませんしね。

まとめ|大人になったらマナーとしてお箸の使い方は身に着けるべき

正直子どもの時になんでしつけてくれなかったんだろうという気持ちも少しありましたが、成長するにつれて自分で気づくタイミングはあったはずなので、直さなかった自分の責任です。僕の周りでも、そういったしつけがされている人は所作がきれいな人が多いような気がします。

箸の使い方をはじめ、日本の美しいマナーはとても重要だと思いますし、これから先の世代にも受け継がれるべきものだと考えます。この記事を読んだ箸がうまく使えない人は、今がそのタイミングです。一緒に直していきましょう。人間性が育つのは、箸の使い方から始まるのかなぁとなんとなく思ったり。自分で自分をしつけていこうと、心に決めました。