
自転車に乗る時のバッグはバックパック一択!
そう思いませんか?お疲れ様です、バシです。
肩から掛けるタイプは自転車乗るのにわずらわしいし、前カゴのない自転車に乗るからトートは問題外。となると、両手が自由でしっかり背負えるバックパックを選ぶことになります。
普段あまりバッグは持たない主義ですが、会社に行くときは別です。現在の職場は自転車通勤をしているので、ある程度荷物が入り、急な雨や少々乱暴に扱ってもへこたれないバッグが必要になりました。
そこで見つけたのがCHROMEのYALTA 2.0です。
このバッグが気になっている人のために、愛用中のYALTA 2.0をどこよりも詳しく紹介しちゃいます。
ちなみに、名前に”2.0”とついているのは初代から改良された2代目のバージョンアップされたYALTAということです。
- 自転車通勤・通学用のバッグを探している
- 多少重くても頑丈なバックパックが欲しい
- 防水性がしっかりしているバックパックが欲しい



毎日のように使ってる相棒です!
自転車バッグ・アパレルブランド、CHROME( クローム)とは?
CHROMEはアメリカはサンフランシスコを拠点とした自転車バッグ・アパレルブランドです。洗練されたルックスのアイテムとはっきりしたコンセプト。自転車乗りに大変魅力を感じさせます。街では自転車乗りだけにとどまらず、オシャレなバッグとしても大人気ですよね。
CHROMEが作るバッグは自転車乗りに嬉しい機能が満載で、まさに「道具」という感じでガシガシ使える、質実剛健さがたまんないです。
都市生活に適応する感度の高いデザインと大切な荷物を守るための耐久性を兼ね備えたツールをCHROMEはこれからも作り続ける。そう、都市を生きる為の道具を。
公式サイト|クローム・インダストリーズについて|マニフェスト
一番の魅力は、気を使わずガシガシ使い倒せること
このバッグは主に通勤用に使用しています。平日毎日使うため、耐久性は気になるポイントでした。
不意な雨や電柱などとの接触、アスファルトの地面に置くなど、通勤時バッグに負担がかかる場面てのはけっこうあります。
そこはクロームのバッグ、そんなこと気にせずに使い倒せます。特に防水性能は特筆すべき点ですね。ちょっとやそっとの雨じゃビクともしません。
購入したのは、YAlta20のナイトシリーズ。
後ろから見える部に、車のライトに反射するリフレクターパネルがついています。
仕事帰りは夜に自転車に乗ることになるので、安全性がプラスされたこのタイプにしました。
定番のバックパックだけあって見た目もシンプル、使う人の年齢を選ばないですね。
[voice icon=”https://bashilog.com/wp-content/uploads/2023/03/bashilog_profile_face.png” name=”bashi” type=”l icon_black”]定番で長く売れている、というのは買い物するときの判断基準にしています。やっぱり大きなハズレがないです![/voice]
使っていて、気になったポイントを。
荷物を入れない状態でも1.3kgあるので、荷物を詰め込むと重いです。
背負ってしまえば、そんなに感じませんが、これは頑丈さとのトレードオフだと割り切っています。
ロールトップなので、荷物の出し入れで不便に感じるときがあります。
内部は単純に一つの袋で仕切りも何もありません。
上着を1枚突っ込む、買い物した袋を突っ込む、などは問題ないですが、持ち物が多い場合はバッグインバッグで分けて入れた方が荷物の出し入れのストレスは少ないです。
またはサイドを開けたスペース、外側のポケットの使いようですね。
シンプルな分使い方は自分でどうにでもなる、面白いバッグだと思います。
- 頑丈、防水、で使い倒せる
- リフレクター付きのナイトシリーズを選んだので安全性もある
- 合わせやすいシンプルなルックス
- 重さを感じる
- 荷物の出し入れに工夫が必要
サイズ | タテ51.5cmxヨコ32.5cmxマチ20cm |
---|---|
容量 | 29L |
重量 | 1,300g |
原産国 | 中国 |
しっかりとした素材が荷物を守ってくれる


外側に使われている素材は、トラックの幌に使われるターポリンという素材。
ポリエステル製の布地に合成樹脂フィルムを貼り付けてあるビニール系の生地で、テントや屋外の宣幕に使われています。
使用用途から、強度・耐水性・耐光性に優れていることは言うまでもないです。
▼女性のストッキングでよく見られるデニールという単位は、繊維の太さを表しており、大きければ大きいほど密度が高く強度が増し重量が増えます。


汚れにくく生地も相当タフなので、汚れたらそのまま水をぶっかけちゃえます!
ラフに扱えるのも魅力の一つです。何回も開け閉めするロールトップ部分、地面に置いた時の底面は糸の太いザラザラとした1,050デニールのナイロン。
こちらも、多少乱暴に扱っても許されます。ジップは日本が誇るYKK。
さすがCHROMEのバッグ、自転車で乗るときに使うという前提で作られているため外側の強度に不安など感じさせません。
自転車は日光・雨・風・雪と自然の攻撃を否応なく受けますが、このバッグには恋しそうなくらいの安心感を感じます。
夜も安全に乗りたいから、選んだのはリフレクターパネルのついたNIGHTシリーズ


僕が選んだのはNIGHTシリーズ。
なぜ商品名に「NIGHT」を冠しているのか。
それはこの3M製リフレクターが編み込まれた大きなパネルを装備しているからなんです。ちなみに、あらゆる商品のスペック紹介時に目にする「3M」ですが、これは世界的な化学・電気素材メーカーで、その信頼度は折り紙付き。100メートル先でも視認性は抜群!
夜に車を運転している時、自転車にいきなり気づいてヒヤリとした経験ありません?自転車での事故を防ぐために、他者に自分の存在を知らせることは最重要、視認性の低い夜間は特に。
自転車に乗る人間、また近くを通る車や通行者にとっても、夜のライドは本当に危険です。
そこで、この大きなリフレクターパネルが効果を発揮するわけです。
▼日中は黒いボディに馴染むデザイン、闇の中で車のライトが当たると編み込まれたリフレクターが反射し、安全性を高めてくれます。反射時にCHROMEの文字が浮かび上がる!
通勤やロングライドなど、夜に自転車に乗るシーンは多々あります。自転車に乗るときのバッグを選ぶときには安全性も視野に入れてみませんか?
細かい所にも自転車乗りのことを考えた使い勝手のよさが見られる
背中と肩は、バックパックで一番負荷がかかり汗をかく部分。バッグを下ろしたら背中がビショビショというのは、汗っかきの僕にはネックです。
しかし、そこにも工夫がしてありました。
背中に直接当たる軽量で耐久性のあるEVA素材のバックパネル。ビーチサンダルに使われている素材をイメージしてもらうのがわかりやすいと思います。幾何学的なでこぼこがあり、これが荷物の重さを分散させながら、背中との隙間を作り通気性も保ってくれます。
▼背負ってみるとこれが本当に楽で、パネルのない他ブランドのバックパックとは雲泥の差。長時間のライドほど、この恩恵は感じられます。


▼メッシュのショルダーストラップも通気性が考えらており、柔らかく幅が広いので肩にしっかりフィット。


▼チェストストラップはショルダーストラップのずれ防止と、荷重の分散に一役買ってくれます。金属製のフックに引っ掛けて固定。


丈夫さと引き換えに重量が約1.3kgあるのですが、背負ってみると重さを感じさせないフィット感があり、そこまで懸念することはないです。
アクセサリーを装着できる便利なデイジーチェーン・D管
▼ショルダーストラップには左右対称にそれぞれ2つのループがあるデイジーチェーンとD管が1つずつ装備されています。


▼ここにもリフレクターが装備してあり、夜間前方からの視認性もOK。このループには同じCHROMEのアクセサリーポーチが取り付けられます。


▼以前に購入したCHROMEのフォンポーチを付けてみると、もともと付属してきたかのようにしっくり。すぐ取り出せる位置にスマホを入れられるので、セットで使えるのは嬉しい。D管にはカラビナやお気に入りのキーホルダーなど自由に使うことができます。


サイズ調整はストラップかクロージャーを引っ張るだけ、楽!
▼サイズを調整するストラップにはステンレススチール製のクロージャーがついています。


締めるときは時はストラップを、緩めるときはクロージャーを引っ張れば簡単にサイズ調整ができます。バックパックは荷物の量に合わせて丁度いいポジションが変わるので、乗車時にもサッと調整できるのは高いポイント。
▼頻繁に触るパーツにはステンレススチール、 壊れたら厄介な部分なだけにこの丈夫さはうれしい。信頼度と高級感、ダブルで欲張り。


YALTA(ヤルタ) 2.0にはどれくらいの荷物が入る?
肝心の容量は29リットルで、普段使いのバックパックと考えると充分なサイズ、
荷物を収納するコンパートメント(仕切り)は主に3つ。
[aside type=”border”]
- メインコンパートメント
- サイドのジップからアクセスできるコンパートメント
- 外側に一つだけある収納ポケット
[/aside]
1)カエルの胃袋のような独立した袋状のメインコンパートメント
▼メインで使われる収納部はロールトップ部からアクセス。


本体と胃袋のように独立した袋状の二重構造になっており、こちらにも前述のターポリンが使用されています。
ミリタリースペックの18オンストラックタープライナーにシームバインディングを採用
引用:CHROME公式サイト
つまり「過酷な状況の軍事利用ができるくらい厚みのあるターポリン、縫い目には補強がしてあります」ってことです。
▼外側にも防水性のあるターポリンを使い、さらにその下に厚みのあるトラックタープライナーと補強された縫い目により防水性はほぼ完璧。


容量はありますが中に仕切りは無く、小分けにパッキングを考える必要性を感じました。
▼開ける際はロールトップを広げるので高さが出ることになり、手を深く突っ込むことになるので、闇雲に荷物を詰めてしまうと取り出すのに一苦労します。


2)メインとは別になっている、サイドのジップからアクセスできるコンパートメント
▼外側から見て右側(左のショルダーストラップを下ろした状態でアクセスできる位置)にジップがついており、開けるとメインとは別のスペースがあります。


ロールトップタイプのデメリットとして、「広げて開ける手間」があるので、ある程度優先順位の高い荷物はここに入れた方がストレスはなさそうです。とは言っても、メインに荷物が詰まっている場合、その分このスペースは限られてきますし「隙間」に入れるという感覚です。
こちらをサブという考え方だと、ここではパッキングのバランスを考える必要性が出てきますね。
▼加えてここには15インチのMacbookが入るラップトップポケットがあります。


バックパネルのおかげで、ノートPCを入れたまま背負っても異物感などは無く快適ですが、公式サイトではPCスリーブに入れてから収納することを推奨しています。
3)意外と使えそうな、外側に一つだけある収納ポケット
▼リフレクターパネルの部分に、唯一の収納ポケットが付いています。


これがマチ付き意外と大きくて、さらにポケット上部も空いていました。ポケット下部は丁度週刊誌が入るサイズ、上部はその約3分の2の大きさです。
今のところはパンク修理セットや携帯工具などの小物を入れるぐらいしか思いつきませんが、工夫次第で利用価値の出てくる部分だと思うので、一番アクセスしやすいこの収納ポケットの使用頻度は高いかもしれません。
まとめ|シンプルで丈夫なバックパックを求めている人には是非!
購入してからずっと自転車通勤で大活躍。
YALTA 2.0はハマる人には物凄いハマる、タフなバックパックです!
2019年に更にアップグレードされたYALTA3.0が出ています。要チェック!
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