
「キンコーン♪」
部屋の掃除をしていると、最近会っていなかった地元の友人から「家にいる?」とLINEが。
久し振りだなと返信すると、もう家の前との事。
この間行ってきた沖縄のお土産もまだあったので渡そうと家を出ると、友人が何やら可愛い物体を抱えています。
友人は2年ほど前に結婚したばかりなのですが、子供(女の子)が生まれたという報告を聞いてから、それっきりでした。
そうです、その愛する愛娘を連れてきてくれたのです。
1歳半になったそうで、まだペラペラ言葉は話せませんが歩き回ったり意思表示は豊かで、初めは恥ずかしがっていたのですが、すぐに慣れてくれました。
我が家の近くに幼稚園が併設された、園庭として使用されてる公園があり、遊びに行く事に。

お昼休みの時間だったようで、園児たちが遊んでいる仲に混ぜてもらいました。
やはり子供は打ち解けるのがはやいですね、娘ちゃんが可愛いのもありますけどね。
一人っ子なので新しいお友達が増えてだいぶテンションが上がっていました。
そこにいた園児たちはとても優しくて、娘ちゃんより年上の園児たちは本当のお兄ちゃんお姉ちゃんのように遊んでくれました。
もう、ずっと見ていても飽きませんでしたし、何より子供が楽しく遊んでる姿は癒されます。
お昼休みが終わり、お片づけ。
娘ちゃんはまだまだ遊び足りなそうでぐずってしまいました。
パパにバイバイと言わされて渋々地元のお散歩へ。
両手におじさん二人を従えて、元気に一歩一歩進んでいきます。
この世に誕生して、1年半で人間はここまで成長するのかと、他人の子供ながら感動しました。
歩いている最中も「あ!あ!」と何かを見つけるたびに興味深々で向かっていきます。
そのたびにパパが説明をしてあげて、こうやってどんどん学んでいくんですね。飛んでいる飛行機を見つけた時はもう大興奮。
飛行機やヘリコプターが大好きだそうです。

散歩をしながら友人と懐かしい地元の話や嫁さんや娘ちゃんの事を話したり、芝生で娘ちゃんと転げ回ったり、ドングリを拾ったり、小一時間過ごしました。
後ろから娘ちゃんと手を繋いでいる友人を見た時に、とても気持ちが暖かくなり、同時に友人が父親の顔になっているのがとても印象的でした。
中学生のころからの友人なので、感慨深いものがあります。娘ちゃんもパパには安心した笑顔を見せていて、いいパパしてるじゃんと素直に羨ましかったです。
嬉しい事に帰る時もまだ遊びたそうで、時間が許せば話題のアンデルセン公園にでもお出かけしたかったな。

他人の子どもでもこんなに可愛いのに、自分の子どもがいたらと思うと想像を絶しますね。
自分の中の家庭を作りたいメーターが過敏に反応しました。
散歩した時の、僕の指を一生懸命握っていたとっても小さな手がとっても可愛く、1歳半でもこんなに力があるのかと驚きました。友人と、元気を分けてくれた娘ちゃんに、ありがとう。