退職するタイミングで職業訓練を受けようと思い、ハローワークで申込をしました。
面接選考のあるコースだったので、申込の手続き後に予定通り面接を受けました。
準備は正直バッチリとは言えない状態で、不安の残る面接内容でした。
面接を受けた後に反省でへこみました・・・。

この経験から、これから職業訓練の面接選考に臨む人に向けて実際の面接の様子・職業訓練を受ける心構えについて書いていきたいと思います。
面接に落ちたとばかり思っていましたが、まさかの合格でした!希望は捨てたらダメですね。面接の出来が悪くても受かることもあるようです。
この記事の内容
緊張感でピリピリしていた面接選考の会場
面接会場は訓練を受ける専門学校でした。
受付で番号札をもらい案内された教室へ。Webデザインという科目のせいか受験者の年齢層は若めで、申込の時に人気の科目と聞いていた通り、20人の募集に対して50名の訓練希望者がいました。
この中の半分以上の人数が落とされるわけですから、会場は緊張感に包まれているのも当然です。
思い返すとこの時点でなんとなく気持ちが負けていたような気がします。
スーツを着ている人が目立つ
男女ともにビジネススーツを着ている人が多い印象を受けました。
私服の人もいましたが、やはり訓練とはいえ就職につなげるための面接ですから、スーツで行くべきです。
ちなみに申込の際の証明写真も、念の為スーツで撮っています。
面接の順番がまわってくるまで2時間半
時間になり訓練を受ける学校の学長の挨拶を聞き、面接開始です。
面接は早く着いた順でスタート。
最後の方に到着したので順番が回ってくるまで2時間半かかりました・・・。こういうこともあるので早めに行くことをお勧めします。
待っている間は自由にしていいとのことだったので、各々呼ばれるまでスマホをいじったりメモを見たり。
3人ずつ別の教室へ呼ばれ、1人が面接、残り2人がその教室の前にある椅子で待つという形でした。
そしてついに自分の番になりました。
最後でつまづいた実際に職業訓練の面接でされた質問
顔が強張りながらもなんとか自己紹介を言い切った後、次のような質問のやりとりがありました。










実際はこんなにスラスラ出てきていませんが、ある程度の答えは準備してあったのでここまでは普通に受け答えをしていました。
問題はここからで、最後の質問。


訓練の申込書に簡単な履歴書の欄があって、それを見ながら面接しているのでこの質問が出たのだと思います。
そこまで突っ込まれると思っていなかったので答えに詰まってしまいました。確かに転職は多い方なのですが、仕事を変えた一つ一つに理由があり自分の考えもあります。
しかし面接慣れしていないのがモロに出てしまい、想定外の質問にしどろもどろに・・・。
面接官の表情も厳しくなったのも感じ取れ、そこからはもうグダグダでどうにか言葉を振り絞って面接を終えました。

意気消沈で部屋を出ました。
絶対に就職をするんだという心構えが足りなかったと反省
帰りの電車でうなだれていました。
「こう言えば良かった・・・」
「言いたいことが言えなかった・・・」
面接でよくある反省が頭の中をぐるぐる回ります。
あちら側の立場で考えれば、最終的に就職させるのが目的なので、就職しやすい人間を採用するのが普通です。
最後の質問から軽い圧迫面接のようになっていました。
面接を受ければ全員受かるだろうと高を括っていた事が自分の準備不足につながったのだと思います。
まだ自分の中に甘えがあり、しっかりとした就職に対する気持ちが固まっていない証拠です。
これから選考面接を受ける予定のある方は何を聞かれても答えられるくらいしっかりと準備をし、企業の面接を受けるつもりで臨むべきです。
準備はし過ぎても損することはありません!
自分には何ができるのか
まだ落ちたとは決まってはいませんが、落ちた時のことも考えておかないといけません。
「何がやりたいか」ではなく、「今の自分には何ができるか」ということを考えて行動するべきなのかなと感じました。
ただやってみたい、というだけで職業訓練に申し込んだんじゃやっぱりダメですよね。
まだまだ次の就職に向けて始まったばかりなのでよく考え、この後どう動くかを決めていきたいと思います。
ハローワークで就職相談もできるようですし、転職エージェントなども活用しながら再就職を進めていこうかなと。
そういえば、今までちゃんとした面接というものを受けた記憶がありませんでした。友人の紹介や誘われた会社に入るという就職の仕方ばかりしてきた結果です。
面接の特訓から始めないと、これからの就職活動かなり厳しくなりそうです。まず、「就職するんだ!」という意思をしっかり持つことから始めます。
人に助けられてばかりではなく、自分の意思で、力で就職を勝ち取りたいと思います。
最後に
仕事を辞めても、20代の頃は「まだまだ大丈夫」と思っていました。
実際、その頃は正社員の仕事にありつけていましたが、30代で特別なスキルもない現在はかなり厳しい状況です。
