僕は今、NJSフレームから作ったのピストに乗って、ポタリングや少しのロングライドを楽しんでいます。
まさか僕が自転車をフレームから組み立てて乗るなんて思いもよりませんでした。僕がピストに興味を持ったきっかけを書いていこうと思います。
何か始めたかった時に見たYoutube
2012年、僕は日雇いの派遣でした。毎日同じような軽作業をして日払いの給料をもらいにいく生活。
そんな単調な日々に嫌気がさして、なにか始めようと思っていました。そんな折、たまたまYoutubeで見かけた自転車旅行の動画。見ているうちに、羨ましさと興味が混ざったワクワクした感情が身体中を駆け巡りました。
自転車でどこまで行けるんだろう。小学生の時に自転車で少し遠くまで行ったときの少しビビりながらも冒険してる感覚を、大人になっても感じたい。僕は、自転車が心の底から欲しくなりました。
シンプルなピストに乗りたい
自転車が欲しいと言っても、種類は何にしよう?ロード、クロス、MTB・・・僕が興味を持ったのはピストでした。
もともとは競輪競技やトラックレースで使われている自転車を指します。そのシンプルさやカスタマイズ性が受けて若者が乗るようになりました。
競輪用自転車
詳細は「トラックレーサー」を参照競輪で用いられる自転車は「ピスト(レーサー)」と通称される、規格に基づいた専用仕様の一人乗りの競技用自転車であり、競輪の関係法令においては『競走車』(単式競走車)と呼称される。この自転車はNJS規格(Nihon Jitensha Shinkoukaiの略。現在のJKAに改称後もこの呼称が継続している)に適合する部品により製作されることが義務づけられており、なおかつ組み立て後の車体検査に合格しなければレースに使用することができない。
引用:Wikipedia
変速機の無い自転車の様式美、己の力のみで走るストイックさ、非常にシンプルな魅力を感じました。雑誌やYoutubeで、ピストをカッコ良く乗っているのを見て影響されたのもあります。それに、壊れた時も修理しやすそうでしたし。
ピストの大きな特徴
固定ギヤ
ピストはギヤが空回りしない固定ギヤです。クランクを逆に回せば逆に回ります。下りの坂道などでは常にクランクが回り続けます。ピストの最大の特徴です。
スキッド
もともとブレーキ無しで走っていたピストの止まり方です。固定されているギヤを、ペダルを使い足で回転を止めるスキッドと呼ばれるテクニックを使います。動画を見た方が分かりやすいですね。
カスタマイズ
ピストが流行ったことで、巷ではたくさんのピストをカスタムできるパーツが販売されています。使われているパーツもシンプルなので簡単に取り替えることができます。特にカラーは自分の好みが出ますから、こだわりたいですね。
ブレーキについて
スキッドでしか止まれないピストが、ノーブレーキで街中を走り回っていたかと思うと、恐ろしい話です。確かにブレーキをつけないとよりシンプルになってカッコいいのは僕もそう思います。
しかし、ピストに乗ることで人に怪我をさせてしまったり、まわりに迷惑をかけてしまっていたら、それはもうピストに乗っていること自体がダサくなってしまいます。いくら上手だろうが、僕は絶対にブレーキを付けて乗るべきだという考えです。
日本ではノーブレーキピストは道路交通法違反(制動装置不良)です。公道を走る際はブレーキを必ずつけましょう。ブレーキ無しで思い切り走りたい時はバンク(競技場)に行きましょう。イベント等で走ることができます。
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ピストを買う事を決意
自転車があれば、何か新しい世界が広がるかもしれない。何か変わるんじゃないかと思った僕はピストを買う決意をし、まずは自転車を買う為に日雇いで稼いだお金を少しずつ貯金。ここから、僕はピストの魅力にハマっていくことになりました。
最後に
この記事はプロローグ的に書きました。今後、ピストについても記事を増やしていきたいと思います。楽しいピストライフを送っていきたいですね!
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