パーツを集め、NJSピストを自分の手で組み上げる時にメインになるのがフレーム。
自分の気に入ったフレームに乗りたいですよね。
とはいえ、NJSピストを組もうと思っても、どこでフレームを手に入れるかわからない人もいるかと思います。
NJSピストを自分で組もうと考えている人に向けて、フレームについて記事にしました。
僕が手に入れたMAKINOのフレームも紹介したいと思います。
フレームがあると、自転車を絶対に完成させようとモチベーションが上がりますね!
ピストを組む前に調べたこと
自転車を作るなんて全くの初めてですから、とにかくネットや雑誌で調べまくりの日々。
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- ピストにどんなパーツが使われているのか
- ピストの各パーツの規格やサイズ
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ピストはロードバイク等と違い、ディレーラーの無いシンプルな構造ゆえパーツもシンプルです。
組むのも自分でもできそうでした。
ピストをはじめ、自転車には様々な規格やサイズがある事が分かり、これが初めて自転車を作る人間にとってはネックかもしれません。
間違ったサイズのパーツを買ってしまう失敗は何回かしてます。
NJS(競輪)フレームの入手方法
NJS(競輪)フレームを手に入れるにはこれらの方法があります。
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- フレームビルダーで1から作る
- 中古ショップで手に入れる
- 知り合いの競輪選手からもらう
- オークション
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競輪選手の知り合いなんてそうそういないので、一番現実的なのは中古で手に入れることですね。
フレームビルダーも選手ではない人間にはフレームを作っていないか、もしくは作れてもかなりの額です。
NJSにこだわらなければ、ピストのフレームは国内外のブランドから多く出ています。自分の好みのフレームを探してみてもいいですね。
日本のピストショップだとDinerやBROTURESが有名です。
ピストに関する情報も見ることができます。
オークションでNJSフレームを見つけるならオークファンがオススメ!
今は手に入れることができない商品や想像以上の激安価格の商品を見つける事ができるのがオークションの魅力です。
NJSフレームも出品されていますね。
ただ、オークションは数多くあって手間もかかるし面倒くさい!という人にはこちらの「オークファン」を使うことで幸せになれます。
オークファンは自分の欲しい物を、ヤフオクなど大手のオークションサイト・ショッピングサイトをまとめて探すことができ、管理もできるので手間がかなり省けます。
あっちこっち気にしないといけないのはストレスですよね。
例えば無料会員の場合でも全然メリットがあります。
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- 過去6カ月の相場の検索ができる
- 複数のサイトをまとめて検索できる
- 欲しい商品が出たら通知してくれる
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月額324円のライト会員になると ヤフオクの自動入札機能も使えます。
売ることもできるオークションは、パーツの買い替えの時にも使えます。
オークションを使おうとする人には手放せないサービスです。
サイクリーで見つけた赤いMAKINOのNJSフレーム
何種類もの中古のピストフレームが自分でも買えそうな値段で。ワクワクしながら見ていると、赤いフレームが目にとまりました。
そのフレームはM.マキノサイクルファクトリー という工房がが制作したフレームでした。偶然にも僕の住む千葉県のフレーム工房です。
マキノを作っているのはエム・マキノサイクルファクトリーです。そこの工房を開いたのは牧野政彦さん。牧野政彦さんは1970年代に活躍した競輪用のフレームを作っていたシクロウネという自転車ショップで30年以上チーフビルダーとして働いていました。そこのブランドの名前は3Rensho。とても競輪選手にとってとても縁起の良い名前のブランドでした。
そしてそのシクロウネは閉店。牧野さんはその跡地にエム、マキノサイクルファクトリーを開店しました。引用:シクロガレージ
置いてある店舗を見ると少し遠いですが同じ県内の店舗でした。僕は早速車を飛ばしてその店舗に行き実物を見に行ったのでした。
初めての中古自転車ショップ
お店は狭かったのですが、もう自転車パーツが所せましと置いてありました。天井から吊り下げられたフレームたち。ショーケースの中でライトが反射して光っているパーツ。こんな世界があるんだと感動しました。店員が自転車好きそうではなくやる気無い感じなのが気になりなしたけど。
天井のフレームの中に僕が目を付けたフレームがあり、店員に頼んで降ろしてもらい手に取ります。赤にラメが入っていてとても綺麗で、「これが競輪フレームかあ・・・。」と。即買いで車に積んで、フレームを手に入れた嬉しさと一緒に帰路につきました。買った時に販売証明書を作ってくれました。防犯登録の時に使うそうです。帰ってからフォークを抜いてみるとマジックで「マキノ」と書いてありました。牧野さんが書いたものなんですかね。
フレーム詳細
- ヘッドパーツ:TANGE
- 素材:クロモリ
- シートチューブ:540mm
- シェル幅(ボトムブラケット):68mm(JIS)
- シートポスト径:26.8mm
ピストフレームの選び方
本当は自分に合ったフレームのサイズをきちんと決めてから自転車に乗るのが正解なんでしょうけど、僕はある程度のサイズの目安を見てからあとはもう色やデザインの好みで選びました。ステムやサドルの高さで調整して乗っています。極端に大きかったり小さくなければ大丈夫な気もします。自転車のサイズってまちまちですし難しいですよね。しかも中古でフレームだけ買ったので組上がった所を想像して、大丈夫だろうで買っちゃいましたけど、実際ちゃんと乗れているので結果オーライかなと。周りにピスト乗っている人がいたら乗らせてもらうのが一番かもしれませんね。ちなみに身長173cm。サイズ540mmで気持ち大きいかなという感じです。足も短いのでシートポストはあんまり高くできません・・・。
最後に
フレームを買うと、絶対完成させたいという気持ちになりますよ!フレームだけを眺めて完成予想図を想像するのも楽しかったですね。PEDAL IDのサイトで自転車を組むシミュレーションができます。本当は自転車のフィギュア用なんですが、実際の自転車の組上がりの参考にもなりました。結構使えるので是非。
初めての僕でも、ちゃんと乗れる自転車を1台作ることができました。ブームは過ぎてしまったかもしれませんが、ピストはかっこいいと思う気持ちは変わりませんね。興味があるけどなかなか手が出ないと言う人は中古で少しずつパーツを集めてプラモデル感覚で作っていけばいいと思います。僕のピストで使っているパーツを少しずつ紹介していって、最後にまとめ記事を書きたいと思っています。
ピスト乗ってみません?それでは!
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