
お箸を使って食事をする、日本では古来からある、老若男女子どものころから親しんでいる文化です。そのお箸がうまく使えないことに気づき、少し悩みました。
この記事の内容
悩むきっかけ
たまに料理をするんですが、菜箸をうまく使うことができませんでした。持ち方も含め、普通のお箸が使えないと長さのある菜箸を使うのはもっと難しいと思います。
好きな料理をしている最中に気付いたこともあり、お箸が使えないことが急にコンプレックスに感じました。お箸が使えないことについて考えてようと思います。
20数年間違っていたということ
ご飯を食べることができるとはいえ、間違った箸の持ち方を20年以上もしてきて、直そうと思わなかったわけです。何かとてつもなく自分に対して残念な気持ちがわきました。
お箸が使えない大人って意外と多いんじゃないかと思います。そして、直そうと思わない人も。
自己流になってしまう
http://matome.naver.jp/odai/2142466505915804401
調べてみると、僕の持ち方は全然違っていました。箸がクロスしてそこに食べ物を「挟んでいる」状態です。正しい持ち方で使うと、力も入れやすく可動範囲も広い一番合理的な使い方ができるようです。
箸を使う文化の無い外国人がうまく使えると感心される場面はテレビなどでも平成になっても見られます。これは0の状態から正しい持ち方、使い方を学んでいるからだと思います。子供のころから直していかないと自分の使いやすい使い方になってしまうので、大人になってからだと意識しないとなかなか直らないでしょう。
誰かとご飯を食べる時
持ち方や使い方が間違っていても 、使えるならいいじゃん、という人もいるかと。実際僕もそうでした。でもその考え方は良くないなと思ったんです。
家族や友達、彼女、結婚相手、会社の上司、誰かと食事するシチュエーションはいくらでもあります。その時、きっと見られてるんです、口に出さないだけで。
親に恥をかかせてしまうかもしれない
これは世間でもよく言われますが、「親のしつけが悪い」と感じる人もいます。自分だけではなく親にまで恥をかかせてしまっていたと思うと、今まで間違った持ち方をしていた自分が本当に残念です。食事のマナーが悪いと言うのはとても嫌われますよね。箸の使い方もその一つだと思います。
指摘してくれる人
そういえば高校生の頃、クラスの友達に「箸の使い方が間違ってる。」と言われたことがありました。友達から言われたのは初めての事でした。しかしその時はどうでもいいことだと思っていた僕は完全にスルーしていました・・・。
その時直す努力をすれば、大人になってから直す必要はありませんでした。食事をしていてそういう事を言ってくれる人ははなかなかいないんじゃないかと思います。もし箸が使えない人で指摘してくれる人がいたら、すぐに直す努力をするべきです。
めんどくさいと思わずに、指摘してくれた人に感謝しましょう。
箸の持ち方に見る自分の欠点
どうやって直そう
直そうと思ってからは正しい持ち方を意識していますが、今までしてこなかった手の使い方をするせいで、手がつりそうになったりします。
友人と外食で箸を使う時は食べるのがすごい遅くなって心配されたりします。仲のいい友人には説明しますけどね。
大人用の矯正箸
基本的に手に覚え込ませるしかないと思うんですが、持ち方を矯正する箸も販売されているので利用しようと考えています。
http://www.doctorpeople.jp/goods/hasi_three.php
大人用の矯正箸が出ているということは需要があるんですよね。前に働いていた会社のパートさんも子供に使わせていると言っていました。自宅で使う分には恥ずかしくありませんしね。
最後に
正直子どもの時になんでしつけてくれなかったんだろうという気持ちも少しありましたが、成長するにつれて自分で気づくタイミングはあったはずなので、直さなかった自分の責任です。僕の周りでも、そういったしつけがされている人は所作がきれいな人が多いような気がします。
箸の使い方をはじめ、日本の美しいマナーはとても重要だと思いますし、これから先の世代にも受け継がれるべきものだと考えます。この記事を読んだ箸がうまく使えない人は、今がそのタイミングです。一緒に直していきましょう。人間性が育つのは、箸の使い方から始まるのかなぁとなんとなく思ったり。自分で自分をしつけていこうと、心に決めました。
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