安全性をデザインした「CHROME YALTA 2.0 NIGHT」徹底的にレビュー!

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洗練されたルックスとはっきりしたコンセプトが、自転車に乗る人間として大変魅力を感じるブランドの一つ、CHROME(クローム)。

最近は徐々に巷にも浸透してきて、休日に街を歩けば、あちらこちらでCHROMEのメッセンジャーバッグを見かけますよね。

普段あまり大きいカバンなんて持たないタイプなのですが、職場が変わり自転車通勤になったんですよ。雨に降られる時や、電柱にひっかけることもあるはず。大事な書類なども出てきますから、しっかりしたカバンが必要になったんです。

タイプとしては安定感のあるバックパックを探しており、その中でも定番でシンプルな「YALTA 2.0(ヤルタ 2.0)」が気になり購入。数あるバリエーションの中で、安全性の高い「NIGHT(ナイト)」を選びました。

今回は、CHROMEのバックパック、特にYALTA2.0が気になっている人へ向けて、選んだ理由と使い勝手を詳しく解説をしていきます

きっと欲しくなっちゃいますよ!

なぜ2.0なのか?それは2代目だから

YALTAは、CHROMEを代表する一番人気のバックパック。2.0という名の通り、前作の欠点が改良され、使い勝手が良くなってバージョンアップしたということです。

主な改良点
  • 広くなった入口
  • バックパネル
  • D管/デイジーチェーンの追加

初めてCHROMEのバッグに触れる人にも使いやすくなっています

サイズ タテ51.5cmxヨコ32.5cmxマチ20cm
容量 29L
重量 1,300g
原産国 中国

CHROME(クローム)らしさがとことん詰まっている

メイン素材は全天候に対応する1,000デニールのターポリンを使用

▼形状はロールトップバッグ、ジップではなく入り口を巻いて閉めるタイプ。

yalta2.0外観

▼ロールトップはマジックテープと金属製のフックを引っ掛けて固定します。

ロールトップ部

外側で主に使われている素材は、トラックの幌に使われるターポリンという素材です。ポリエステル製の布地に合成樹脂フィルムを貼り付けてあるビニール系の生地で、テントや屋外の宣幕に使われています。使用用途から、強度・耐水性・耐光性に優れていることは言うまでもありませんね。

▼女性のストッキングでよく見られるデニールという単位は、繊維の太さを表しており、大きければ大きいほど密度が高く強度が増し重量が増えます。

ターポリン素材のアウター

汚れにくく生地も相当タフなので、汚れたらそのまま水をぶっかけちゃえます!ラフに扱えるのも魅力の一つです。何回も開け閉めするロールトップ部分、地面に置いた時の底面は糸の太いザラザラとした1,050デニールのナイロン。こちらも、多少乱暴に扱っても許されます。ジップは日本が誇るYKK。

さすがCHROMEのバッグ、自転車で乗るときに使うという前提で作られているため外側の強度に不安など感じさせません。それどころか、「くだらねえ心配すんな、早く使ってみろ!」とアピールしています。

自転車は日光・雨・風・雪と自然の攻撃を否応なく受けますが、このバッグには恋しそうなくらいの安心感を感じます

NIGHT(ナイト)のネーミングの秘密はリフレクターパネル

reflector_panel

僕が選んだのはNIGHTシリーズ。

なぜ商品名に「NIGHT」を冠しているのか。

それはこの3M製リフレクターが編み込まれた大きなパネルを装備しているからなんです。ちなみに、あらゆる商品のスペック紹介時に目にする「3M」ですが、これは世界的な化学・電気素材メーカーで、その信頼度は折り紙付き。100メートル先でも視認性は抜群!

夜に車を運転している時、自転車にいきなり気づいてヒヤリとした経験ありません?自転車での事故を防ぐために、他者に自分の存在を知らせることは最重要、視認性の低い夜間は特に。

自転車に乗る人間、また近くを通る車や通行者にとっても、夜のライドは本当に危険です。

そこで、この大きなリフレクターパネルが効果を発揮するわけです。

▼日中は黒いボディに馴染むデザイン、闇の中で車のライトが当たると編み込まれたリフレクターが反射し、安全性を高めてくれます。反射時にCHROMEの文字が浮かび上がる!

反射するリフレクター
通勤やロングライドなど、夜に自転車に乗るシーンは多々あります。自転車に乗るときのバッグを選ぶときには安全性も視野に入れてみませんか?

通気性抜群!圧縮成型EVA素材のバックパネル&エアーメッシュを使用したショルダーストラップ

背中と肩は、バックパックで一番負荷がかかり汗をかく部分。バッグを下ろしたら背中がビショビショというのは、汗っかきの僕にはネックです。

しかし、そこにも工夫がしてありました

背中に直接当たる軽量で耐久性のあるEVA素材のバックパネル。ビーチサンダルに使われている素材をイメージしてもらうのがわかりやすいと思います。幾何学的なでこぼこがあり、これが荷物の重さを分散させながら、背中との隙間を作り通気性も保ってくれます

▼背負ってみるとこれが本当に楽で、パネルのない他ブランドのバックパックとは雲泥の差。長時間のライドほど、この恩恵は感じられます。

EVA素材のバックパネル

▼メッシュのショルダーストラップも通気性が考えらており、柔らかく幅が広いので肩にしっかりフィット。

メッシュ素材

▼チェストストラップはショルダーストラップのずれ防止と、荷重の分散に一役買ってくれます。金属製のフックに引っ掛けて固定。

チェストストラップ

丈夫さと引き換えに重量が約1.3kgあるのですが、背負ってみると重さを感じさせないフィット感があり、そこまで懸念することはないです。

アクセサリーを装着できる便利なデイジーチェーン・D管

▼ショルダーストラップには左右対称にそれぞれ2つのループがあるデイジーチェーンとD管が1つずつ装備されています。

shoulder_strap

▼ここにもリフレクターが装備してあり、夜間前方からの視認性もOK。このループには同じCHROMEのアクセサリーポーチが取り付けられます。

フォンポーチ取り付け

▼以前に購入したCHROMEのフォンポーチを付けてみると、もともと付属してきたかのようにしっくり。すぐ取り出せる位置にスマホを入れられるので、セットで使えるのは嬉しい。D管にはカラビナやお気に入りのキーホルダーなど自由に使うことができます。

しっくりくるフォンポーチ

サイズ調整はストラップかクロージャーを引っ張るだけ、ストレスのない操作性

▼サイズを調整するストラップにはステンレススチール製のクロージャーがついています。

簡単操作のクロージャー

締めるときは時はストラップを、緩めるときはクロージャーを引っ張れば簡単にサイズ調整ができます。バックパックは荷物の量に合わせて丁度いいポジションが変わるので、乗車時にもサッと調整できるのは高いポイント

▼頻繁に触るパーツにはステンレススチール、 壊れたら厄介な部分なだけにこの丈夫さはうれしい。信頼度と高級感、ダブルで欲張り。

金属製パーツ

2(コンパートメント)+1(ポケット)の荷物収納部と使い心地

肝心の容量は29リットルで、普段使いのバックパックと考えると充分なサイズ、

荷物を収納するコンパートメント(仕切り)は主に3つ。

  1. メインコンパートメント
  2. サイドのジップからアクセスできるコンパートメント
  3. 外側に一つだけある収納ポケット

それぞれ説明していきます。

1)カエルの胃袋のような独立した袋状のメインコンパートメント

▼メインで使われる収納部はロールトップ部からアクセス。

メインコンパートメント

本体と胃袋のように独立した袋状の二重構造になっており、こちらにも前述のターポリンが使用されています。

ミリタリースペックの18オンストラックタープライナーにシームバインディングを採用

引用:CHROME公式サイト

つまり「過酷な状況の軍事利用ができるくらい厚みのあるターポリン、縫い目には補強がしてあります」ってことです。

▼外側にも防水性のあるターポリンを使い、さらにその下に厚みのあるトラックタープライナーと補強された縫い目により防水性はほぼ完璧。

シームバインディング

容量はありますが中に仕切りは無く、小分けにパッキングを考える必要性を感じました。

▼開ける際はロールトップを広げるので高さが出ることになり、手を深く突っ込むことになるので、闇雲に荷物を詰めてしまうと取り出すのに一苦労します

メインコンパートメント内部

2)メインとは別になっている、サイドのジップからアクセスできるコンパートメント

▼外側から見て右側(左のショルダーストラップを下ろした状態でアクセスできる位置)にジップがついており、開けるとメインとは別のスペースがあります。

ジップを開けたスペース

ロールトップタイプのデメリットとして、「広げて開ける手間」があるので、ある程度優先順位の高い荷物はここに入れた方がストレスはなさそうです。とは言っても、メインに荷物が詰まっている場合、その分このスペースは限られてきますし「隙間」に入れるという感覚です。

こちらをサブという考え方だと、ここではパッキングのバランスを考える必要性が出てきますね。

▼加えてここには15インチのMacbookが入るラップトップポケットがあります。

PCスリーブ

バックパネルのおかげで、ノートPCを入れたまま背負っても異物感などは無く快適ですが、公式サイトではPCスリーブに入れてから収納することを推奨しています。

3)意外と使えそうな、外側に一つだけある収納ポケット

▼リフレクターパネルの部分に、唯一の収納ポケットが付いています。

収納ポケット

これがマチ付き意外と大きくて、さらにポケット上部も空いていました。ポケット下部は丁度週刊誌が入るサイズ、上部はその約3分の2の大きさです。

今のところはパンク修理セットや携帯工具などの小物を入れるぐらいしか思いつきませんが、工夫次第で利用価値の出てくる部分だと思うので、一番アクセスしやすいこの収納ポケットの使用頻度は高いかもしれません

YALTA 2.0(ヤルタ 2.0)NIGHT(ナイト)を選んで良かった理由と残念な点

さて、機能についてはわかっていただけましたね。一週間ほどいろいろさわってみた感想です。

選んでよかった点
  • 充分すぎるほどの耐久性・防水性
  • 大きなリフレクターパネルによる夜間の安全性
  • 一泊できるくらいの荷物は入る29リットルの容量
  • 使う人を選ばないシンプルさ
  • 想像していたよりいいフィット感
  • 機能とカッコよさを考えると妥当な値段(定価税抜¥16,000)

特に大きく惹かれた点の感想。防水性・耐久性に関しては文句なしです。自転車通勤で使いましたが予想通り帰りの途中で雨が降るなんてことは全然ありましたが、中の荷物は全く濡れません。家に入る前に乾いたタオルでバッグと体を拭けました。少々雑に扱っても壊れる気配もないですね。

そしてリフレクターパネル。車との接触は命に関わることですから、リフレクターパネルによる安全性の高さは、このバッグを選ぶ大きなポイントでした。ドライバーに聞くわけにもいきませんし、自分の見えない場所なんですが、逆に見えない部分だからこそ守られてる感があります。これは安心を買ったという感じです。現に事故にもあってませんし。

デザインと安全性を伴ったなかなか憎い演出がこのバッグの売りであり、もちろんそこに魅力を感じ、買ってよかったと実感しています!

残念な点

荷物の出し入れがめんどくさい

この一点だけ!

ロールトップのバッグが初めてだったので、これは強く感じました。手元に届く前にお店で見るべきでした。一点だけとは言え人によっては致命的なのかもしれません。特に荷物の出し入れの頻度が高い人には。

ただ、これはパッキングの工夫、もしくはサイドから荷物を取り出すという使い方を考えれば解決できる点です。例えば会社へ行くなら書類ケース・バッグインバッグなど。

僕は主に通勤で使っていて、そこまで荷物を出し入れするような使い方はしていないのでそこまで気になりません。一泊二日程度のロングライドができるくらいの荷物は入りますので、そういった場合はパッキングに工夫をしたいです。

ドカドカつめてしまうと荷物のアクセスにストレスを感じることが予想されます

このバッグを勧めたいのは、僕のように通勤や一泊ほどのロングライド、そういった使い方をする人ですね。それと、デザインがシンプルなので年齢問わず使えます。

自転車ブランドの自転車乗りに特化したバッグなので、クセがあります。しかし逆を返せば自転車乗りにはハマるということです。

AMAZONでだいぶ安くなっているので(2018年2月現在)、売り切れる前に是非!

違う表情を見せるバリエーション

今回は「NIGHT」を購入しましたが、YALTA 2.0には素材の違うバリエーションがあるので紹介します。

WELTERWEIGHT

500×200デニール軽量ナイロンを使用し軽量化したタイプ。

人気カラーのAsphalt

ターポリンを使用したアスファルトカラー。

NILON BLACK

ターポリンではなく1,050デニールのナイロンを全面に使用したタイプ。

NILON INDIGO

同じくナイロンバージョンの優しい雰囲気の濃紺。

その他、時期によって限定カラーも出たりするので要チェックですね。

最後に

Amazonでは値引きしているところもありますし、自転車乗りには胸を張っておすすめできるバックパック。
自分が自転車で何をやりたいか?それに答えてくれるのがCHROMEのアイテムだと思います。

YALTA 2.0 NIGHT、僕の求めていたバッグでした。

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