定番のバックパックに安全性をデザイン『CHROME YALTA 2.0 NIGHT』徹底的にレビュー

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2日後にamazonから届いた

おつかれっすバシです。

洗練されたルックスとコンセプトがはっきりした商品群が、他の追随を許さないCHROME。

自転車に乗る人間として大変魅力を感じるブランドの一つです。

そのCHROMEの基本ともいえるバックパックYALTA2.0を購入、その中でも夜間の視認性の高い”Night”を選びました。

2.0という名の通り、広くなった入口・バックパネル・D管/デイジーチェーンの追加などの改良点が見られるバージョンアップされたYALTA。

前作よりも使い勝手が良くなっているとのこと。

以前のバージョンは所有していないので比べることはできませんが、買ってよかったと思わせてくれました。

NIGHTの名に恥じない、夜を駆け抜けたくなるバックパック。

ベーシックさと機能を兼ね備えた『CHROME YALTA 2.0 NIGHT』を細かいところまでレビューします。

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メイン素材は全天候に対応する1,000デニールのターポリンを使用

yalta2.0外観

形状はロールトップバッグで、ジップではなく入り口を巻いて閉めるタイプ。

ロールトップ部

ロールトップはマジックテープと金属製のフックを引っ掛けて固定します。

アウターで主に使われている素材は、トラックの幌に使われるターポリンという素材です。

ポリエステル製の布地に合成樹脂フィルムを貼り付けてあるビニール系の生地で、テントや屋外の宣伝幕に使われています。

これらの使用用途から、強度・耐水性・耐光性に優れていることに疑いの余地はないですね。

女性のストッキングでよく見られるデニールという単位は、繊維の太さを表しており、大きければ大きいほど密度が高く強度が増し重量が増えます。

ターポリン素材のアウター

ターポリンの特性上汚れにくく、汚れたらそのまま水をかけて掃除するくらいラフに扱うつもりです。

使うたびに開閉するロールトップ部分や地面に置くときに接地する底面にも強度が求められますが、糸の太く武骨でザラザラとした1,050デニールのナイロンが使われており、ちょっとやそっとのことではへこたれそうにありません。

ジップは日本が誇るYKK。

さすがCHROMEのバッグ、自転車で乗るときに使うという前提で作られているため外側の強度に不安など感じさせません。

それどころか、「くだらねえ心配すんな、早く使ってみろ!」とアピールしているかのようです。

自転車は日光・雨・風・雪と自然の攻撃を否応なく受ける乗り物、全天候から自分の荷物を守ってもらおうと思います。

サイズ タテ51.5cmxヨコ32.5cmxマチ20cm
重量 1300g
原産国 中国

YALTA 2.0 NIGHTのネーミングを表現しているリフレクターパネル

reflector_panel

なぜ商品名に”NIGHT”を冠しているのか。

それはこの3M製のリフレクターが編み込まれた大きなパネルを装備していることに他なりません。

ちなみに、あらゆる商品のスペック紹介時に目にする『3M』ですが、これは世界的な化学・電気素材メーカーで、その信頼度は折り紙付き。

CHROMEの公式サイトによると、100メートル先でも視認性は抜群とのこと。

自転車乗りが事故を防ぐための手段として、他者に自分の存在を知らせることは必須、視認性の低い夜間は特に重要になってきます。

夜に車を運転中、路肩を走っている自転車をだいぶ近づいてから認識し、ヒヤリとした経験があります。

自転車に乗る人間、また近くを通る車や通行者にとっても、夜のライドは本当に危険です。

そこで、この大きなリフレクターパネルが効果を発揮するわけです。

日中は黒いボディに馴染むデザインになっており、闇の中で車のライトが当たると編み込まれたリフレクターが反射し、安全性を高めてくれます。

反射するリフレクター

この反射時にCHROMEの文字が浮かび上がるギミックも面白い。

車との接触は命に関わることですから、リフレクターパネルによる安全性の高さは、このバッグを選んだ理由の一つ。

デザインと安全性を伴ったなかなか憎い演出がこのバッグの売りであり、もちろんそこに惹かれました。

通勤やロングライドなど、夜に自転車に乗るシーンは多々あります。

自転車に乗るときのバッグを選ぶときには安全性も視野に入れてみては?

圧縮成型EVA素材のバックパネル&エアーメッシュを使用したショルダーストラップ

背中と肩はバックパックで一番負荷がかかり、汗をかく部分で、バッグを下ろしたら背中がビショビショ、というケースはありがち。

そこにも工夫がしてあります。

背中に直接当たる軽量で耐久性のあるEVA素材のバックパネル。

ビーチサンダルに使われている素材をイメージしてもらうのがわかりやすいと思います。

幾何学的なでこぼこがあり、これが荷物の重さを分散させながら、背中との隙間を作り通気性も保ってくれます。

EVA素材のバックパネル

背負ってみるとこれが本当に楽で、手持ちのパネルのない他ブランドのバックパックとは雲泥の差でした。

長時間のライドほど、この恩恵は感じられるはずです。

メッシュ素材

メッシュのショルダーストラップも柔らかく幅が広いので肩にしっかりフィットします。

チェストストラップ

チェストストラップはショルダーストラップのずれ防止と、荷重の分散に一役買ってくれます。

チェストストラップの固定は金属製のフックに引っ掛けます。

丈夫さと引き換えに重量が約1.3kgあるのですが、背負ってみると重さを感じさせないフィット感があるので、そこまで懸念することはないです。

アクセサリーを装着できるデイジーチェーン・D管

shoulder_strap

ショルダーストラップには左右対称にそれぞれ2つのループがあるデイジーチェーンとD管が1つずつ装備されています。

ここにもリフレクターが装備してあり、夜間前方からの視認性に配慮。

フォンポーチ取り付け

このループには同じCHROMEのアクセサリーポーチが取り付けられます。

しっくりくるフォンポーチ

以前に購入したフォンポーチがあるので付けてみると、同じ系統のデザインだったのでもともと付属してきたかのようにしっくり。

すぐ取り出せる位置にスマホを入れられるので、セットで使えるのは嬉しい。

D管にはカラビナやお気に入りのキーホルダーなど自由に使うことができます。

サイズ調整はストラップかクロージャーを引っ張るだけ、ストレスのない操作性

簡単操作のクロージャー

サイズを調整するストラップにはステンレススチール製のクロージャーがついています。

締めるときは時はストラップを、緩めるときはクロージャーを引っ張れば簡単にサイズ調整ができます。

バックパックは荷物の量に合わせて丁度いいポジションが変わるので、乗車時にもサッと調整できるのは高いポイント。

金属製パーツ

『yalta2.0』使われているストラップに関わるパーツはチープなプラスチックではなくステンレススチールで高級感を醸し出しています。

壊れたら厄介な部分にもタフさを感じられ、信頼度が上昇します。

荷物収納部は大きく分けて3つ+PCスリーブ

肝心の容量は29リットルで、普段使いの他のバックパックから比較すると充分なサイズ、むしろ大きめ。

荷物を背負っている感が強いです。

荷物を収納するコンパートメント(仕切り)は主に3つ、それぞれ説明していきます。

独立した袋状のメインコンパートメント

メインで使われる収納部はロールトップ部からアクセス。

メインコンパートメント

本体と胃袋のように独立した袋状の二重構造になっており、こちらにも前述のターポリンが使用されています。

ミリタリースペックの18オンストラックタープライナーにシームバインディングを採用

引用:CHROME公式サイト

買う前にネットで調べていたのですが、CHROMEの商品説明がどこで見ても横文字ばかりでよくわからないんですよね。

これは、つまり「過酷な状況の軍事利用ができるくらい厚みのあるターポリン、縫い目には補強がしてあります」ってことです。

外側にも防水性のあるターポリンを使い、さらにその下に厚みのあるトラックタープライナーと補強された縫い目により防水性はほぼ完璧です。

シームバインディング

容量はありますが中に仕切りは無く、小分けにパッキングを考える必要性を感じました。

開ける際はロールトップを広げるので高さが出ることになり、手を深く突っ込むことになるので、闇雲にドカドカ荷物を詰めてしまうと取り出すのに一苦労します。

メインコンパートメント内部

ラフな外見とは裏腹に、中身には気を遣う必要があるヤツのようです。

メインとは別になっている、サイドのジップからアクセスできるコンパートメント

ジップを開けたスペース

右側(左のショルダーストラップを下ろした状態でアクセスできる位置)にジップがついており、開けるとメインとは別のスペースがあります。

ロールトップタイプのデメリットとして、『開ける手間』があるので、ある程度優先順位の高い荷物はここに入れた方がストレスはなさそうです。

しかしメインに荷物が詰まっている場合、その分このスペースは限られてきますし『隙間』に入れるという感覚です。

メインとサブという分け方をすると、ここではパッキングのバランスを考える必要性が出てきますね。

PCスリーブ

加えてここには15インチのMacbookが入るラップトップポケットがあります。

僕が使っているノートPCはドスパラで買ったAltair VH-AD2(340.6×25.9×237 mm)ですが、ピッタリ収まりました。

バックパネルのおかげで、ノートPCを入れたまま背負っても異物感などは無く快適。

公式サイトではPCスリーブに入れてから収納することを推奨しています。

意外と使えそうな、外側に一つだけある収納ポケット

収納ポケット

リフレクターパネルの部分に、唯一の収納ポケットが付いています。

これがマチ付き意外と大きくて、さらにポケット上部も空いていました。

ポケット下部は丁度週刊誌が入るサイズ、上部はその約3分の2の大きさです。

今のところはパンク修理セットや携帯工具などの小物を入れるぐらいしか思いつきませんが、工夫次第で利用価値の出てくる部分だと思うので、一番アクセスしやすいこの収納ポケットこそ使用頻度は高いかもしれません。

違う表情を見せるYALTA 2.0のバリエーション

今回は”NIGHT”を購入しましたが、YALTA 2.0には素材の違うバリエーションがあるので紹介します。

YALTA 2.0 WELTERWEIGHT

500×200デニール軽量ナイロンを使用し軽量化したタイプ。

人気カラーのYALTA 2.0 Asphalt

ターポリンを使用したアスファルトカラー。

YALTA 2.0 NILON BLACK

ターポリンではなく1,050デニールのナイロンを全面に使用したタイプ。

YALTA 2.0 NILON INDIGO

同じくナイロンバージョンの優しい雰囲気の濃紺。

その他、時期によって限定カラーも出たりするので要チェックですね。

頑固とも言えるコンセプトが使う人を選ぶ可能性がある

CHROMEロゴ

荷物を入れて運ぶというのがバッグの存在理由です。

このバッグのシンプルすぎるコンパートメントは、人によっては使いづらいという致命的な欠点になるので、見た目だけで選ぶのは少し危険です。

しかし、何も仕切りのないシンプルさが、僕にとっては自由度が高く工夫して使えるという面白さに変わります。

パッキングをどうしようか、ここには何を入れようか、あれこれアイデアを考えながら使っていけるバッグだと思います。

自転車乗りに特化したブランドなので、使う人を選んでしまうのは仕方ないのかも。

もし普段使いで選ぶのなら『シチズン』のようなアイコニックなメッセンジャーバッグの方が使いやすさは絶対に上だと思います。

もしくはORPかな。

ORPも持っていますが、これこそ普段使いにはうってつけですので、またの機会に紹介します。

最後に

僕が『Yalta2.0 NIGHT』選んだ最大の理由は、ロングライドで使う条件にバッチリはまったからです。

  • トラックタープ素材と1,050デニールナイロンの信頼できる耐久性と防水性
  • 29リットルの充分な容量
  • リフレクターパネルで得られる夜間の高い安全性
  • 洗練された無駄のないデザイン

2,3日分の着替え・タオル・輪行バッグ・雨具・簡単な生活用品を入れても余裕があり、出先のお土産があっても安心。

前述した通りパッキングに頭を使うことで使い勝手が格段に向上します。

テント泊をしないライトな自転車旅行だったら問題なく活躍してくれるはずです。

17280円(税込)という価格も、機能を考えたら決して高いとは感じませんでした。

Amazonでは値引きしているところもありますし、自転車乗りには胸を張っておすすめできるバックパック。

自分が自転車で何をやりたいか?

それに答えてくれるのがCHROMEのアイテムだと思います。

『Yalta2.0 NIGHT』、僕の求めていたバッグでした。

それでは!

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